しょっぱいニュース vol.710

若い娘に化けて呉服屋を

    ゆすろうとした弁天小僧は

    見破られて居直る。

 

「そうよ。金が欲しくてきたのだ。」

 

「塩噌(えんそ)に困るところから、

 いっぽん(百両)ばかり稼ごうと・・・」

 

歌舞伎の「白波五人男」浜松屋の場である。

 

「塩噌」は 塩と味噌、転じて、

  日々の生活を意味する。

 

給与は「サラリー」

    塩を意味するラテン語の「サール」

     由来することは知られている。

 

今年の春闘は、

給与の賃上げの水準だけでなく、

 

働き方や人事評価のしかたなど

議論の対象が幅広くなっている。

 

また、新型コロナウイルスの

感染拡大の影響もあるとみられ、

春闘の集会を開催しない労組も多数あるようだ。

 

こちらの塩にも、何となく

しょっぱい印象が残る。

 

いつになれば景気の行方に

ひと安心できるのか、

 

新型コロナウイルスのおかげで

まったく先が読めなくなった。

 

安倍首相が弁天小僧ばりに

    自信たっぷり、

 

「しらざァ言って聞かせやしょう」と、

 

大見得を切る日が、

じれったいぐらいに待ち遠しい春である。

 

 

今日一日の人生を大切に!

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