教訓のインストール方法 vol.614

◇ 教訓(抽象的な)を、自分のOS

    インストールしようとするとき、

     心がけなければならないことがある。

 

それは、

「抽象的な教訓と

  具体的なエピソード・出来事」

 

必ずセットにして

落とし込む必要があるということ。


◇ しかしながら、両者の分量が1対1だと、

    なかなかインストールされない。

 

教訓と事例の1対1対応ではなく、

 

教訓1つにつき、

 

少なくとも4とか5の

体験(エピソード)を

持つことによって、

 

初めて腹落ちするようになる。


 
◇ 例をあげると、

 

   「営業の話法は、

      毎日反省して改善するべきだ」


という教訓(抽象的)を

インストールしようとしたときには、

 

それと同時に、

体験(エピソード)として、

 

「状況Aのときは、

   毎日の反省と改善でこんな結果が出た」

 
「状況Bのときは、

    毎日の反省と改善でこんな結果が出た」

 
「状況Cのときは、

    毎日の反省と改善でこんな結果が出た」

 
「状況Dのときは、

   家に帰って何もしなかったため、

   こんな結果となった」

 

「状況Eのときは、

   家に帰って何もしなかったため、

   こんな結果となった」  

 

たくさんの事例(具体的なエピソード)を

同時に落とし込むことによって、

 

より深く理解できるようになる、

ということになる。


 
◇ この具体的事例というのは、

    他者のエピソード、読んだ話、聴いた話も、

    もちろん効果的ではあるが、

 

できれば自分で経験し、納得したことを、

 

自身の内に血肉化された教訓として

紐づけるのが一番いい。


 
◇ 自他いずれの経験であれ、

   こうした「具体と抽象の往還作業」を

   繰り返すことによって、


ある日、一つの教訓を

身体で理解できるようになり、

 

そこから初めて応用も

効かせられるようになるのである。

 

<今日の名言>

猿は木から落ちても猿である。

しかし代議士が選挙に落選すれば

ただの人である。    田中角栄

 

*社長も会社やめたらただの人、

    みんなただの人間。

 そしてただの人間になったときに

   真価が問われる。

 

 

今日一日の人生を大切に!

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