制裁で瀬戸際に追い込まれれた韓国経済 ① vol.558

 

◇ G20が終わり、

   その足で韓国を訪問したトランプ大統領と

   北朝鮮の金正恩委員長との

     電撃的な会談が行われるなど、

 

    大きな出来事が立て続けにあった。

 

◇ G20では安倍首相は文在寅大統領と

     わずか20秒程度の握手と挨拶だけで

     終わり、首脳会談は開かれなかった。

 

そしてG20閉幕後、

日本政府は韓国に対する半導体部品の

事実上の禁輸措置を取った。

 

これは、安全保障上の友好国と認定して

先端材料などの輸出許可申請を免除している

外国為替及び外国貿易法(外為法)上の

ホワイト国から韓国を除き

 

さらにはテレビやスマートフォンの

有機ELディスプレイや,

 

半導体製造過程に必要な

フッ化ポリイミド、レジスト、

フッ化水素の3品目について、

韓国を包括輸出許可制度の対象から外し

 

個別に1件ごと許可を

受けなければならなくしたというものだ。

 

◇ 経済産業省のホームーページには、

    この措置を行う理由として、

 

輸出管理制度は、国際的な信頼関係を

土台として構築されているが、

 

関係省庁で検討を行った結果、

日韓間の信頼関係が著しく損なわれたと

言わざるを得ない状況だ。

 

こうした中で、大韓民国との信頼関係の下に

輸出管理に取り組むことが

困難になっていることに加え、

 

大韓民国に関連する輸出管理をめぐり

不適切な事案が発生したこともあり、

 

輸出管理を適切に実施する観点から、

厳格な制度の運用を行うこととしている。

 

不適切な事案については、

具体的にはよくわからないが、

 

韓国との関係悪化が

原因だとういうことに他ならない。

 

「徴用工問題」に対して、

       日本がついに具体的な

     報復措置に出たことについて、

 

韓国メディアは一様に

衝撃をもって伝えている。

 

とくに韓国を包括輸出許可制度の対象から

外した上記の3品目のハイテク素材については、

 

日本の生産が世界市場の7090%を

占めており他国から輸入することも難しい。

 

もしも日本が輸出を遅延または中止すれば、

韓国経済が受ける打撃は、

 

ファーウェイ制裁問題の

10になるとも言われている。

 

◇ 韓国での3品目の在庫は

     1カ月分であり、

 

    日本が輸出を遅らせれば、

    8月から半導体や有機ディスプレイの生産に

    支障をきたすことになると言われている。

 

◇ 実は韓国の一部からは、

     アメリカのファーウェイ制裁は、

 

韓国にとって短期的に

プラスになるという声が確かにあった。

 

ファーウェイがトップを走っていた

5G設備の分野で、

 

今年46月にはサムスン電子が

シェア首位に躍り出たと報じている。

 

また、スマートフォン分野でも、

ファーウェイに奪われていたシェアを

奪還すると皮算用をたてていたところであった。

 

◇ それがもろくも崩れ去ったうえに、

     日本からの制裁が始まったわけだ。

 

ただでさえ悪化している韓国経済であり、

韓国財界にとっても、気が気ではないだろう。

                                                  つづく

 

 

今日一日の人生を大切に!

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