日本再生には人間中心の江戸時代の価値観が必要 ② vol.489

 

◇ 中国は、貿易不均衡是正についての

   対案を出したが、

   多くの問題で譲歩していない。

 

しかし、トランプ大統領は、

再選を視野に入れると

大豆農家の反発を避けるために、

 

中国の大量大豆買い付けを勝ち取る必要から

少なくても部分合意をする必要に迫られている。

 

習近平国家主席もそこを突いてきている。

 

首脳会談に持ち込んで

決着させようとしている。

 

中国は、徐々に構造問題にも

譲歩をしてきているが、

実行できるかどうか定かではない。

 

いつものことではあるが、

口約束の可能性も大きい。

 

◇ この動きで、対中強硬派の

    米国議会共和・民主両党と

     ペンス副大統領がトランプ大統領の

    妥協した合意を心配して、

 

通商上の大統領権限を制限法案を出したり、

対中強硬発言をする方向に動いている。

 

トランプ大統領は最初、強く出るが、

しかし、合意を急いで

大きく譲歩してしまう傾向にある。

 

これに気が付いて、

トランプ外交を心配し始めている。

 

世界の指導者たちも、

米国外交に信頼性がないことを

知った状態である。

 

ディール中心で人権も思想もないのが

トランプ大統領であり、

いつ梯子を外されるかわからない。

 

トランプ大統領も安易な合意ができずに、

期限を4月末にした。

 

◇ 実はこの時期、日本は10連休中であり、

   株価が大きく動くのに、

   何もできないことになる。

 

最終的に決裂になると、

中国のハードランディングの心配と、

米国経済の衰退という二重の衝撃が起こり、

 

その影響で日本もリセッションの

可能性が出てくることになる。

 

◇ 民主党が下院を抑えたことで、

    トランプ大統領も外交も内政も

    行き詰まっている。

 

強気の政治だけではダメであり、

譲歩も必要になり、

駆け引きが難しくなっている。

 

◇ ドイツは、米国の要求に従い

    ファーウェイの装置を使わないとしたが、

 

米国がEUとの通商交渉で

自動車の数量制限を持ち出したことで、

 

米国の自分勝手な要求に

怒り心頭のようである。

 

このため、ファーウェイの使用を

制限しないとした。

 

今後、安全保障面でも

米国を頼らない体制にシフトさせるという。

 

このため、ポンペイオ国務長官も、

ドイツを諦めて東欧にファーウェイ機器を

使わないように依頼し始めた。

 

米欧関係もおかしくなってきた。

 

日本に対してもドイツと同じような

羽目にならないように、

 

安倍首相は、トランプ大統領が望む

ノーベル平和賞へ推挙したというが、

 

そのゴマスリが通じるかどうかはわからない。

 

◇ 韓国は反日国家になり、

    米国ロビー活動で、日本からの反撃を

   かわそうとしている。

 

米国は少なくても米朝平和条約締結までは、

米日韓の3ケ国連携を維持したいので、

 

日本に韓国への対応処置を

抑制するように言ってくる。

 

だが、その隙に韓国は、

既に差し押さえている韓国国内の

日本企業資産売却などの

一層過激な反日行動をとることになる。

 

北朝鮮との交渉窓口もなく、

日本は朝鮮半島の統一や拉致問題も

糸口をなくすことになる。

 

しかし、ここまで来ると、

それしか方法がないし、

みすみす金を払うこともない。

 

米国は、一部非核化の進展と引き換えに、

北朝鮮と終戦宣言か

不可侵条約を結ぶ方向であり、

ここでも日本の意見は無視されることになる。

 

◇ このような状況の中で、

    なぜ、政府は、

「韓国の横暴を許しているのか」

その訳が分からない。

 

日本は腑抜け野郎だと認識して、

韓国は一層過激化していくことになる。

 

早く、制裁の一段目を行うことしか、

この韓国の過激化を止める方法はないし、

 

日本の小さな制裁でも行動を起こすことで、

韓国の反省を促すことになる。

 

「最初の制裁を早くするべきである」

 

とトンビは考える。      つづく

 

 

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