エレベーターの原理と多様性を理解する vol.214

 

◇ 仕事を通じて今までのやり方を

     大きく変えたりとか変革を

     起こそうとすると、

    その変化の大きさに応じた逆風が必ず吹く。

 

正しい戦略を論理的に構築できたとしても、

逆風を弱めることはなかなかできない。

 

 
◇ たとえばエレベータを

    考えてみるとよくわかる。

 

エレベーターが上に移動するためには、

同重量のおもりが下に移動しなければならない。

 

物理でいうところの作用と反作用の法則だ。

 

 
この法則が仕事やチームマネージメント

でも働いている。

 

つまり、

ポジティブに物事を変えようとすれば、

等価のネガティブな力が必ず働くのだ。

 

この 「エレベーターの原理」

を理解すれば仕事が少し楽になる。

 

 
◇ また新しい仕事や、今までにない

     やり方や考えて方を導入して、

    結果を出していくためには、

 

 ポジティブ一辺倒になることを

  理想とする状況をネガティブな状況からとらえ、

 

ネガティブなメンバーから

能力を引き出すことが成功の鍵になる。

 

 
どんなに均質なメンバーを集めた組織でも、

そこには    多様性(ダイバーシティー)

 が必ず生じる。

 

 
ひとつの価値観で一枚岩になるのではなく、

すでに現実に存在している多様性を認め、

 

その異なる視点をより高い視点で

統合できることが、

まさに仕事の成否を決する。

 

 
一様なメンバーを集めるのではなく、

奇人、変人、変態等も仲間に引き入れ、

 

彼らの意見を尊重し、より高いレベルで

意見をまとめることが肝要だ。

 

<今日の名言>

 
「全部やろう」じゃなくて

「大事なことだけやろう」 

ジョン・キム(慶應義塾大学特任准教授)

 
 *一日は24時間しかありません。
      今やらなくていいことをやるほど、
   私たちに時間はありません。

     長くない人生で充実した日々を過ごすために
  重要なことは、本質を見極めるということです。
     これは言い換えれば、本質以外のものを 
     削り落とすということになります。

 

今日一日の人生を大切に!

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