◇ 先月、仕事で新潟県を訪れた。
時間があれば 河井継之助 の ふるさと
長岡藩に出向いてみたかったが、
それはかなわず。
無くてはならぬ人となるか、
有ってはならぬ人となれ。
沈香(じんこう)もたけ、屁もこけ。
牛羊となって人の血肉に化してしまうか、
豺狼(さいろう)となって
人類の血肉を喰らい尽せ。
沈香 : 熱すると強い芳香を放つ香木
◇ 幕末の越後長岡藩士、河井継之助は、
官軍に抵抗し、長岡城の戦闘で銃創を負い、
会津に逃れる途中死に絶えた。
「彼が薩摩か長州に生まれていれば、
われわれの財布には彼の名前と顔が
印刷された紙幣が入っているだろう」
と述べたのは、司馬遼太郎氏 であった.
まさに幕末の動乱が生んだ傑物のひとりであった。
◇ 彼の語録には、こういう言葉もある。
人間は 棺桶に入れられて、
上からふたをされて、釘を打たれて、
土中に埋められてしまった後の
心にあらざれば、何の役にも立たぬ
ずいぶん過激な文章が続くが、
「決して薬にも毒にもならない人間になるな」
と言いたかったのだろう。
毒にも薬にもならない人間は何もなせない。
そして人は薬にばかりなりたがる。
しかし、何かを激変させる力があるのは、
薬ではなく毒のほうだ。
では、どうすれば、
自分の中で劇薬を精製することができるのか。
「いつも身体を張り、
リスクを負って、ぶつかること」
いつもほどほどで安全に
仕事をしている人間は、
永遠に劇薬を手に入れることはできない。
<今日の名言>
電車と女は追うな。
すぐにまた来る。
オーストラリアの格言
*これしかない!と血迷ってはいけません。
すぐにまた次がきます。
今日一日の人生を大切に!
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