すがすがしさ  vol.983

44日は、

 二十四節気のひとつ「清明」

 

この時期は、桜をはじめとして

多くの花が咲き誇る。

 

万物がすがすがしく

明るい様子を意味している。

 

「すがすがしい」は

 「清々しい」と表記する。

 

 「清」の文字には

 「澄みきっている」や

 「けがれのない」という意味がある。

 

動物や植物の命が、誕生を経て

成長に至るこの季節の躍動感には、

一種のけがれのなさを感じる。

 

「澄みきっていて、

  けがれのない」状態は、

  春先だけの代名詞ではない。

 

空気が澄んでいるという点では、

早朝も清々しく、

 

澄んだ水が流れる渓谷なども、

清々しい場所といえる。

 

また「清」の文字には、

 

 「きれいに整理された様」

     や

 「簡素でけじめがある様」

 

 という意味もある。

 

整理整頓と清掃の行き届いた職場や、

整然と建つ神社や寺院などでも、

清々しい空気を感じることができる。

 

大自然が作り出す

 「清々しさ」だけではなく、

 

人が作り出す「清々しさ」にも着目し、

意識的にきれいに整理した

空間を生み出してはいかがだろうか。

 

 

今日一日の人生を大切に!

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