ビットコインが未来を変える ①   vol.921

代表的な仮想通貨

   「ビットコイン」の

  価格上昇の勢いが止まらない。

 

202012月には一時、

ドル建てで最高値を更新。

 

17年のバブル期の水準を上回った。

 

そして年が明けた現在も上昇を続け、

現時点、290万円を超えてきた。

 

仮想通貨の存在が法定通貨を脅かす時、

世界経済はかつてない変化に見舞われる。

 

「ビットコイン」とは何者か、

その正体をシリーズでお伝えする。

 

かつて電話に代表される通信は

  国家総がかりの事業であった。

 

 国土にくまなく電柱を立てて、

   電線を張る。

 

膨大な投資を必要とする

通信インフラの整備はそれゆえ、

 

豊かな先進国、あるいは急成長する

国しか実現できなかった。

 

通信インフラが整備できた国は、

情報をいち早く流通させることで

さらに経済を発展させ、

 

先進国と発展途上国の差は

ますます広がった。

 

その状況を一変させたのは

携帯電話の登場だ。

 

巨額の投資を必要とする

電線インフラは不要になり、

 

電波を中継する基地局整備に

必要な投資は、

 

電線インフラよりも

はるかに少なくて済む。

 

発展途上国の人たちも手軽に情報に

触れることができるようになり、

 

経済のみならず政治の面でも

大きな変化が生まれた。

 

さて、今回のテーマである

 「ビットコイン」

 

もしかしたらビットコインは

携帯電話のような存在になるかもしれない。

 

国家の信用力をもとに発行される通貨と

経済の血流たる決済もまた、

 

かつての通信インフラと同様、

国家の管理下にある。

 

ビットコインはそれに風穴を開ける

可能性がある。

 

加速度的に進むIT(情報技術)の

進化を背景に、

 

国家の思惑を超えて、

利便性を武器に広がり続けている。

 

もちろん否定的な意見が

まだ多いのは事実だが、

 

単なる否定からは革新は生まれない。

 

次々に生まれている仮想通貨が今後、

世界でどう展開していくのか、

 

まったく目が離せない。

       つづく

 

<今日の名言>

人生に夢があるのではなく、

夢が人生をつくるのです。

 

*やはり夢が何よりも必要です。

 

 

今日一日の人生を大切に!

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