いつも頭の中で回している言葉 vol.694

今日は、トンビが、

いつも頭の中で回している言葉」

 を紹介する。

 

 それは

 「1から、2(!)」 という言葉。

 

「1」とは

 「第一領域のことで、

      緊急かつ、重要なこと」を意味し、

 

「2」とは、

 「第二領域のことで、

  緊急ではないが、重要なこと」

 

 を意味する。

 

この言葉を自分の中で反芻することで、

 

   今すぐ、やるべきこと(第一領域)を

 最優先で片付けて、緊急ではないが、

 

 「自分の未来を決定づける

        重要なこと(第二領域)」

 

 にとりかかることができる。

 

このルーティンを繰り返すことで、

明るい未来に少しずつ

近づいているのではないかと勝手に思っている。

 

正直にいうと、

 「1から、2(!)」

 という「言葉の力」を借りなければ、

 

 「前倒しに次ぐ、前倒し、という行動」

 

 を取れる自信がトンビにはない。

  

我々は油断するとついつい、

 

 「第三領域、つまり急ぎだが、

       大切ではないこと」

 

   に時間を費やす。

 

たとえば、

かかってきた(大したことのない)

電話への対応だったり、

 

人生に大きな変化をもたらすとは思えない、

いつものメンツの、

いつもの飲み会参加への返信や、

 

あとから考えると、

さしたる意味もなかった、

急に思い立っての打ち合わせであったり。

 

さらにそんなことを

まったく考えない人になると、

ほとんど無自覚的に、まず最初に、

 

「第四領域

(急ぎでもないし、大切でもないこと)」

 

に時間を割いてしまうことになる。

 

◇ たとえば、

 どうでもいいTV番組を、

 見る必然性もないのに、

 ついつい眺めてしまったり、

 

どうでもいいサイトを、

見る必然性もないのに、

ーついつい眺めてしまったり、

 

噂話や人の悪口にうつつを抜かす

ことだったり、

 

たいした用事もないのに、

切るタイミングを

失いダラダラと会話を続けたり。

 

では、どうして、

 我々がそうした誘惑に

 負けてしまうのか、というと、

 

「そのほうが楽だから」

 

ということにつきる。

 

ほとんどの人は、残念ながら

今すぐ優先すべきことに取り組み、

 

さらには持続的にそれを継続させるための

「初動エネルギー&持続エネルギー」

 を持ち合わせていない。

 

そのため、

最も大切なことに取り組むことを

先送りにして(立ち上がれず)、

 

さらにはせっかく立ち上がっても、

すぐに腰砕けになる(継続できない)、

こととなる。

 

トンビもそうだった。

 

というか、今もそう。

 

そんな自分だとわかっているからこそ、

なおのこと、

 一日に、何回も

 

 「1から2(!)、

   1から2(!)」

 

 と脳内で繰り返し続けている。

 

こうした言葉を脳内で回し続け、

 さらには人にも言い続けることで、

 

 動かそうと思っても、なかなか動けない

 自分を動かすことを、

 長年に渡り、心がけてきたわけだ。

 

だが、言うは易く行うは難し。

 

こんなことを、一週間や二週間くらい、

あるいは 一ヶ月や二ヶ月くらい、

継続したくらいでは、

元来、横着な我々はすぐに元に戻ってしまう。

 

ましてや一日、二日、

心がけたところで何の意味もない。

 

あなたも、もう既にお気づきの通り、

 それくらい、

 

 「変化を願う我々を、

  日常に留めようとする強烈な引力」

 

 がすぐ隣に存在する。

 

楽な方に、楽な方に引っ張られてしまう。

 

もし、あなたが、

 少しなりとも、生活や仕事が

 危うくなりつつある気がする、

 

 あるいは、

 

このままでは人生に

展望が開けなさそうな予感を感じている、

 

とするならば、

 

 「変化を願う私たちを、

  日常に留めようとする強烈な引力」

 

 の存在に目を向ける絶好の機会となる。

 

この機会に我々が

   今すぐ優先すべきことに取り組み、

 

さらには持続的にそれを継続させるための

「初動エネルギー&持続エネルギー」

を持ち合わせていないことを直視し、

 

その上で、対策を打ってこそ、

【大人の対応、大人の姿勢】

ーと言えるのではないだろうか。

 

 

今日一日の人生を大切に!

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