「世界の潮流は対立へ」その答えをドラッカーは知っていた ④       vol.446

 

「あの人と一緒に仕事をしていると

     仕事が楽しいし、やりがいを感じる」

 

「あの人の下で働いていると、

   自分の能力が活かされ、

   成長できるのを実感する」

 

「あの人がいてくれると、

   チームが一致団結して目的に向かいやすい」

 

このようなマネジャーと一緒に

仕事ができる人は幸せだ。

 

メンバーは日々、仕事にやりがいを感じ、

仲間と大切な目的を共有し、

 

お客様が喜ぶ顔を見ることができ、

その結果、経済的な価値も生み出せる。

 

その地にある企業や職場が民主主義的に、

且つ生産的にマネジメントされていくことは、

 

民主主義社会が健全に機能する

土壌が耕されることを意味する。

 

書籍「ティール組織」にもあるとおり、

今は権限を持つ一部の役職者が

メンバーの業務を「管理」する時代ではない。

 

各々が「セルフ・マネジメント」(自主経営)を行い、

心から共感できる組織の存在目的に向かい、

 

自分らしい働き方、生き方を尊重される、

そのようなマネジメントがますます

求められており、

 

それを実践している組織も増えている。

 

これからの時代に、民主主義をはぐくむ

「マネジメント」を成功させるために、

 

どのような条件が必要だろうか。

 

「ティール組織」にも描かれている

組織の進化形態と、

 

ドラッカーのマネジメント理論、を融合して、

8つの条件を挙げてみた。

 

「民主主義をはぐくむマネジメント 8つの条件」

・人生をかけて取り組む
   意義のある仕事がある

・経営に関する「情報」が
   社員にオープンに共有されている

・意思決定の「権限と責任」が
   現場に委譲されている

・人の「強み」を生産的に
   活かすことが奨励されている

・組織として「高い倫理基準」が
   共有され、守られている

・「イノベーションと起業家精神」を
    発揮しやすい職場環境がある

・「管理とルール」は最小限で、
     且つシンプルである

・利益率が高く顧客に支えられる事業がある

                                              つづく

 

今日一日の人生を大切に!

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