確実に予測できる日本の未来  ⑤     vol.628

 

◇ 世界が急速に「リベラル化」

      しているにもかかわらず、

 

「右傾化」しているように見える理由は、

先進国を中心に「知識社会」に

適応できないひとたちが

増えているからであり、

 

世界が豊かなった代償として、

 

先進国の中間層が崩壊したためだ。

 

これが、我々がいま体験していることなる。

 

◇ 誰もが働く必要がなくなれば、

    思春期の若者から壮年、

    あるいは高齢者まで、

 

人生の興味・関心は

性愛(男はセックス、女は恋愛)に

集中するようになるにちがいない。

 

リベラルな理想社会は

誰もが自己実現できる自由な社会であり、

 

そこは究極の「自由恋愛」の

世界になる。

 

もはや誰も結婚せず、

家庭をつくろうとも思わない

「自由恋愛世界」では、

一夫一妻のしばりは意味を失う。

 

そうなれば、

少数の魅力的な男が多数の魅力的な女を

独占するようになる。

 

◇ テクノロジーの指数関数的な向上で

    AIが人間の知能をはるかに

  上回るようになったとしたら

 どうなるのだろうか。

 

もはやどんな人間もテクノロジーを

理解できなくなり、

 

機械(AIロボット)は

勝手に「進化」していくことになうだろう。

 

そうなれば「技術」と「魔術」の

区別はつかなくなり、

 

知能は意味を失って、

知識社会は終わり告げる。

 

◇ 子どもたちのあいだでは、

     勉強して有名大学を目指すより

     ユーチューバーの方が人気がある。

 

これは「教育の危機」といわれているが、

社会が「進化」しているのであれば、

これは正しい選択に他ならない。

 

「教育」は一部の人のためのものであり

   大多数のひとたちにとって

「教育」はなんの意味もなくなる。

 

これから、

この国がどこへ向かうのか。

 

そのヒントが、

この本で得られた気がする。

 

とんでもない暗澹たる未来が

すぐそこに横たわっている。

                                  

 

 

今日一日の人生を大切に!

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