◇ トンビは、以前から
「ハイブリッド・クワドラント」
を推奨している。
クワドラントとは、ベストセラー作家の
ロバート・キヨサキ氏が
『金持ち父さんの
キャッシュフロー・クワドラント』
の中で提唱した、新しい概念だ。
◇ キヨサキ氏は同書の中で、
世の中のすべての職業は、
・サラリーマン(E)
・自営業者(S)
・ビジネスオーナー(B)
・投資家(I)
の4つに分類して、
これをクワドラントと名付けた。
ハイブリッド・クワドラントは、
この考え方を応用したものだ。
◇ 現在のように、社会制度だけで
明るい老後が見通せない時代には、
複数のクワドラントを持つことで、
収入アップとリスク分散を
図ろうというものだ。
ただし、
サラリーマン+サラリーマンは、
あまりオススメできない。
サラリーマン(E)を掛け持ちすることは、
必然的に労働時間が長くなる。
何か新しいことを始める際は、
どうしても時間の投入が
必要な時期もあるが、
問題は 時間単価
サラリーマン(E)より低い単価で
時間の切り売りをする人が多いからだ。
◇ 人材関連サービスを提供している
株式会社パーソル研究所が
2018年10月に行った
「副業の実態・意識調査」によると、
正社員の方で副業をされている方が
なんと10.9% もいた。
彼らが副業にかけている時間は
1週間あたり平均10.32時間で、
本業と合わせた総労働時間が
70時間を超える人も1割ほどいた、
ということだ。
副業による平均月収は 6.82万円、
平均時給は 1,652.1円で、
これは一般労働者の平均時給 1,906円と
比較しても低い数値であり、
主張を裏付ける結果となった。
◇ それでは、どうやってクワドラントを
ハイブリッド化していけばいいのか。
現在、サラリーマンの方にオススメするのは
「自営業者(S)」か「投資家(I)」
もしくは両方との掛け持ち
というパターンになる。
各パターンについて
次回説明するこよにする。
つづく
今日一日の人生を大切に!
コメントを残す