文在寅政権の終焉は意外と早いかも ① vol.507

 

◇ 4月初旬に行われた文在寅大統領と

    トランプ大統領の米韓首脳会談では、

    2人だけの会談は 2分 しかなかった。

 

この時間の短さは、

いかにトランプ政権が文在寅政権に対して

不信感を持っているかということがわかる。

 

文在寅大統領は

「開城工業団地と金剛山観光の再開」

に向けたアメリカ側との協議を求めたが、

 

トランプ大統領から

「今は適当な時期ではない」

一蹴されてしまった。

 

文在寅を金正恩のスポークスマン

    批判して物議を醸した

    韓国の最大野党・自由韓国党の

    羅卿瑗(ナ・ギョンウォン)院内代表は、

 

「文氏の深刻な

  会談中毒』が確認された」と述べ、

 

最高人民会議での施政演説で、

 

「金正恩は制裁緩和なしには

   非核化する意思がないことを示したのに、

  文在寅氏だけが “非核化の意思を表明した” 」

 

と痛烈に批判した。

 

文在寅政権に厳しい態度の朝鮮日報も、

    「この韓米首脳会談は一体何だったのか」

    と疑問を投げかけている。

 

しかも、米朝の「仲裁者」であることを

自負してきた文在寅大統領は、

 

金正恩委員長からも施政方針演説の中で、

次のように批判された。

 

「南朝鮮(韓国)当局は、

  すう勢を見てためらったり、

  騒がしい行脚を催促して

 おせっかいな『仲裁者』『促進者』の

振る舞いをするのではなく、

 

民族の一員として気を確かに持って

自分が言うべきことは堂々と言いながら、

 

民族の利益を擁護する当事者に

ならなければならない」

 

そんな文在寅大統領にとって、

    唯一、溜飲を下げたのが、

    WTO(世界貿易機関)の

     上告委員会が発表した、

 

「韓国による福島県産をはじめとする

   日本産の食品輸入禁止措置は

   不当とは言えない」

 

とする最終判断結果であった。

 

これで韓国はお祭り騒ぎとなり、

文在寅大統領も韓国政府訴訟対応団に

祝いの言葉を伝えながら、

 

「緻密に準備すれば貿易紛争で

 勝つことができるという自信を持ってほしい」

 

と述べた。

 

当然、この

「緻密に準備すれば~勝てる」というのは、

 

徴用工や慰安婦問題、

竹島問題なども念頭にあっての発言だろう。

 

アメリカからも北朝鮮からも

相手にされなくなって、

 

韓国国内での批判が高まっていた

文在寅大統領にとっては、

まさにWTOサマサマだった。

 

ところが、今年6月に大阪で開かれる

    G20首脳会議の際に、

 

安倍首相は文在寅大統領との

首脳会談見送りを検討していることが

明らかとなり、

 

まさに韓国は日米朝から

見放されつつある状況となっている。

 

ここでもう一つ、

    文在寅政権を揺さぶっているのが、

    全国民主労働組合総連盟(民労総)だ。

 

釜山市が日本総領事館近くの歩道に

置かれていた「徴用工像」を

撤去したことに抗議して、

民労総は釜山市を糾弾する集会を開催。

 

「労働者像撤去は親日だ」

「日本は謝罪せよ、親日積弊を清算しよう」

 

というプラカードを掲げ、

 

さらには日本総領事館前の道を

「抗日通り」にするとまで主張し始めた。

 

加えて翌日には、

民労総およびその参加のメンバー約100人が

釜山市庁への突入を試み、

警察や市庁職員と衝突する騒ぎにまで発展した。

                                             つづく

 

 

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