首相の器ではない「スガーリン」②  vol.944

菅首相の直近の失言の極めつけは、

  国民皆保険の見直し発言だ。

 

 113日の会見で

 神保哲生氏から事前通告なく

 医療の現状に対応すべく、

 

医療法と感染症法の一部の改正を

するつもりがないのかと問われた挙句、

 

医療法について今のままで

 結果的にいいのかどうか。

 国民皆保険、多くの皆さんが

 診察を受けられる今の仕組みを

 続けていく中で、

 まあ、今回のコロナがあって。

 まあ、そうしたことも含めて、

 検証していく必要があると思う」と、

 

頼まれもしない領域について

とんでもない問題発言を

繰り出すことになってしまった。

 

事前に開示された質問に対して

  模範解答がなければ、

 

 何もまともなことが答えられないのは

 すでに国民周知の状況。

 

ここで国民皆保険中止を

示唆するかのような発言を

してしまったのは大問題であり、

 

単なる言い間違えなどとは

異なるレベルの失言といえる状況だ。

 

安倍前首相も決して口が

  達者なわけではないが、

 

  演説がうまく説得力のある

  政治家ではなかった。

 

しかし、菅首相は

それに劣るとも勝らない状況で、

 

下手な語り口とうつろな目、

まったく何を言っているのか伝わらず、

そのくせ原稿があっても間違いだらけで、

 

国民に真摯に説明していく姿が

まったく見られない。

 

それが支持率を下げる原因に

なっているのは間違いない。

 

ビルゲイツには

「絶対に五輪を実施する」

   とコミットした菅首相だが、

 

現状のウイルス感染の状況では、

ワクチンが普及したとしても

7月に完全に終息して、

 

東京五輪を開催できる見込みなど

まったく見当たらない。

 

人類がウイルスに勝った証として

   開催するなどとしたこの五輪も、

 

   菅政権がウイルスに完敗した証として、

   開催中止を発表することに

 なるのではなかろうか。

 

この政権、

「桜が咲くまで持つのかどうか」

非常に怪しくなってきた。

 

ご本人は一所懸命にやっていると

錯覚されているのかも知れないが、

 

国民への安全を保障する意味でも

一刻も早くお辞めになることが

もっとも正しい判断ではないかと、

 

トンビは思うのである。

 

皆さまはどうお考えだろうか。

          完

 

 

今日一日の人生を大切に!

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