首相の器ではない「スガーリン」①  vol.943

香港紙

South China Morning Post

  ウェブサイト記事に、

 

「日本の菅首相はその権威主義的な

 アプローチを重視するが故に

 ソ連の独裁者スターリンを文字って

 スガーリンというあだ名がついている」

 

という皮肉な記事が掲載された。

 

そして菅首相は、

 この不名誉なあだ名を、

 

 地で行くような愚策を

 次々投入しようとして、

 さらに国民の反感を買い始めている。

 

菅政権は昨年、

 GoToトラベル」GoToイート」

  といった不思議な政策を強硬してきた。

 

しかし、首都圏を中心に感染が

拡大したら一転して、

 

午後8時閉店の要請に従わなければ

店名をさらすだけでなく、

 

科料(つまり罰金)を徴収するといった

強引な姿勢を振りかざし始めた。

 

また感染者が入院を拒否した場合には、

刑事罰を科すことも検討しているというが、

 

そもそも入院したくても

入院できない人達には、

 

一体どのように対応するつもりなのかが

問われる状況だ。

 

◇この菅政権には、

 とにかく政策参謀もいなければ、

 

軍司も忖度役人も存在しないという話は

発足当初から有名であった。

 

しかし、役人を脅かしては

従わせてきたがゆえに、

 

国の一大事の事態に陥っても

役人が率先してはせ参じて、

 

事態に対応するということは

まったくなくなってしまった様子だ。

 

安倍前総理における下足番の

  今井補佐官のような人物も存在せず、

 

   常にそばにいるのは

 例の国交省上がりの和泉補佐官と

 二人の公安・警察官僚だけのため、

 

この泡沫トリオが考え出すのは

国民への厳しい罰則ばかりだ。

 

新型コロナは結局のところ

「国民が悪い」という結論に至るのは

さもありなんといった状況に見える。

 

厳しく国民を規制するというのは

  まさに往年のスターリンのやり口で、

 

さすが「スガーリン」などという

あだ名がつくだけのことはある、

 

といった体たらくな状況に陥っている。

 

そんな絶望的な状況の中で

  あのビルゲイツと電話会談を

  実施したとの話が流れてきた。

 

ゲイツ氏は自らの財団で新興国の人々に

ワクチン接種ができるドネーションを行うなど、

 

オリンピック年に連動して

イベントを開催していることから

電話会談を行う流れになったのであろう。

 

しかし、なんの決め手もないままに

「必ず東京五輪を開催する」などと

余計なコミットをしてしまい、

 

これも物議を醸しだす

大きな材料になりつつある。

          つづく

 

 

今日一日の人生を大切に!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日一日の人生を大切に!

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください