最悪な時代の幕開けは2020年から始まる ① vol.834

感染拡大が止まらない

  新型コロナウイルス。

 

このままでは有効なワクチンが

供給されるよりも前に、

 

日本はおろか世界経済が

沈没しかねない状況だ。

 

経済を回すにはどうしたらよいか。

 

1四半期の企業決算を見ると、

  JR東日本が1500億円の赤字、

 

 飲食業界やコンビニ業界、

 日産などの製造業も大幅な赤字となり、

 

このままでは日本経済は大恐慌となり、

日本列島は沈没しかねない。

 

現時点で休業者が600万人、

  今年の秋口には、失業者が

 200万人以上になる可能性も出てきた。

 

「この失業者をどうするのか」

 

という議論もしないといけなくなる。

 

飲食業や交通・観光業は成り立たないため、

産業構造改革も必要になる。

 

それらに依存した地方の企業倒産が増えて、

地銀の破綻も多くなる。

 

この地銀再編も待ったなしになるだろう。

 

地方では生活ができなくなり

「地方崩壊」のスピードが上がる可能性もある。

 

つまり、2008年の

リーマン・ショック以上の経済危機が、

日本や世界に押し寄せることはもはや確実だ。

 

経済危機を予測するニューヨーク大学の

  ヌリエル・ルービニ教授は、

 

「今年は『ホワイト・スワン』が来る」

 と警告している。

 

「ブラック」ではなく「ホワイト」だ。

 

予想通りの世界的な危機が

押し寄せると言うのである。

 

しかし、

そこまでわかっていることであれば、

 

少なくとも日本の経済危機を

できるだけ小さくしたい。

 

◇「Go Toトラベル」の

  必要性もわからないでもない。

 

65歳以上の退職者が

旅行者の多くを占めていることもわかる。

 

この人たちが旅行に出ないと、

観光業が成り立たないことも理解できる。

 

昼から飲みに行ける65歳以上の人々に

飲食を自粛させるわけにもいかない。

 

しかし、この65歳以上の高齢者たちは、

重症化の危険性が高い。

 

そのため、政府は65歳以下の会社員を

ターゲットにした「ワーケーション」

なるものを持ち出してきた。

 

*ワーケーション : 観光地やリゾート地で
 休暇を取りながらテレワークする働き方

 

若い人たちが飲食したり旅行したりして

日本経済を回すことが必要だが、

 

このままではその若い人たちが

まず最初に失業してしまうことになる。

 

日本は能力主義ではないため、

 日本の大企業では中間管理職、

 中堅幹部の多くが50歳以上で、

 上級幹部は65歳以上である。

 

そのため、経済的に余裕があるのは

50歳以上となる。

 

若い人が始めるベンチャー企業などは、

資金繰りがつかなくなり、

休業倒産になる確率も高い。

          つづく

 

 

今日一日の人生を大切に!

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