ランチェスターの法則 ① vol.804

◇「ランチェスターの法則」は、

  航空工学の技術者だった英国人の

  フレデリック・ウイリアム・

    ランチェスター氏が発案した。

 

1914年に

第一次世界大戦が始まった際、

 

戦闘時の力関係を考察する中で

導き出された。

 

法則は 

「第一の法則」「第二の法則」の

 二つに分かれている。

 

第一の法則は槍や剣など

近距離の相手に武器を持った軍同士が、

一騎打ちで戦った場合、

 

両軍の武器性能が同じなら

戦闘力は兵力数に比例するという。

 

数式では

「戦闘力=武器性能×兵力数」 

となる。

 

第一の法則では兵力で劣っていても、

武器性能を高めていけば、

勝利できる可能性が高まる。

 

そのため、第一法則は

「弱者の戦略」と呼ばれる。

 

一方、第二法則は

 マシンガンのように遠方から

 攻撃できる武器を持った軍同士が、

 集団で戦う場合である。

 

射程距離が長い武器を使うと、

1対1に持ち込むのは難しい。

 

このとき武器性能が同じなら、

戦闘力は兵力数の二乗に比例する。

  

数式で表すと、

 

「戦闘力=武器性能×兵力数の二乗」

 

武器の射程距離が長くなると、

兵力数により大きく差が開くようになる。

 

第二法則が「強者の法則」

といわれるのは、そのためだ。

             つづく

 

<今日の名言>

肝心なことは、

状況を前向きに変えるように努力しながら、

時がたつのを待つことです。    

  リチャード・カールソン (心理学者)

 

*焦らず、長いスパンで取り組むことが大切。
   ある程度の時間を投資しないと
   成果が現われないことも多々ある。

 

 

今日一日の人生を大切に!

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