新型コロナウイルスが世界経済を席巻する時代の生き方 ② vol.730

休業や雇い止めで

  収入にダメージを受けている

  アンダークラス(貧困層)は、

 

消費税引き上げと

新型コロナウイルスの問題で

今年は強烈なまでに大打撃を受ける。

 

そうであれば、もはや猶予はない。

 

今から生活をさらに

ダウングレードするしかない。

 

「世の中が節約モードになったら

  よけいに景気が悪化する。

   だから、社会を活性化させるために

   カネはどんどん使った方が良い」と

 

 主張する経営学者は多い。

 

しかし、アンダークラスは

これを鵜呑みにしてはいけない。

 

経営学者はみんな中流か上流以上の

収入や資産を持っている。

 

だから、持っている人間の論理で考えている。

 

アンダークラスは、

もともと収入が少ない上に

貯金もほとんどない。

 

偉い経営学者にそそのかされて

カネを使ったら自分が破滅することになる。

 

アンダークラスは、

景気を読み間違えると

途端に破滅に向かっていく。

 

景気が悪いのであれば、

  節約やダウングレードをするのが、

 

  アンダークラスの基本的な

  自衛なのである。

 

生き残るために、

積極的に生活の質をもっと落とす。

 

戦略的にダウングレードする。

 

ダウングレードすることを躊躇しない。

 

それが重要なのだ。

 

日本政府は消費税引き上げで

  内需を縮小させ、

 

新型コロナウイルスでも

対応を間違ったので、

 

そのツケは最終的には

国民がかぶることになる。

 

しかし、国民が平等に

ツケをかぶるのではない。

 

上級国民や上流階級は、

    消費税が多少上がっても

    高い収入によってカバーできる。

 

景気が悪化して影響を受けるとしても、

大きな資産があるため、

 

金銭面の不安はそれほど

大きなものにならない。

 

しかしアンダークラスは違う。

 

収入が激減すると

今日の食事にも影響するし、

 

資産や貯金もないため、

景気悪化はダイレクトに

生活の不安に直結する。

 

そうであれば、

自分の生活を戦略的に

ダウングレードすることほど

効果的なものはない。

 

あえて生活の質を落とす。

 

 よけいなことをしない。

 

 それに尽きる。

 

どのみち景気悪化が続くと、

いずれ誰もが現状を維持できなくなる。

 

すると、否が応でも

ダウングレードに追い込まれる。

 

手を広げた生活をしていると、

失うものも多くなる。

 

よけいなものを持たず、

よけいなことは引き受けず、

 

よけいなことはせず、

静かに日々を送るのは、

 

先行きが見えない時代では

最強の生き方となる。

 

虚勢を張っても仕方がない。

 

 生活をダウングレードし、

 よけいなことをせず、

   充分に自分の時間を確保すれば、

 

世の中が激震していても

対処できるようになり、

サバイバルにもなる。

 

消費税の引き上げや

  新型コロナウイルスの問題によって

 

 経済環境の悪化が

 静かに忍び寄っている今、

 

戦略的にダウングレードしていく

という作業は、

 

持たない人間であればあるほど

必須のものとなる。

 

世の中が悪くなればなるほど

誰も助けてくれなくなる。

 

今から生活をダウングレードすること。

 

これは、

この時代を生きる賢明な戦略だ。

              完

 

 

今日一日の人生を大切に!

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください