日本がフィリピンから学ぶべきこと vol.665

 

◇ 米中覇権戦争が本格化し、

    中国の実態が続々と

    暴露されるようになってきた。

 

たとえば、

中国は、ウイグル人100万人以上を

強制収容所にぶち込んでいる。

 

たとえば、

中国人スパイがオーストラリアに

政治亡命を申請し、

中国諜報の実態を激白している。

 

そしてさらには、

 

「中国が、フィリピンの

   ライフラインを支配している」

 

という話もでてきた。

 

有事の際、

中国は、一瞬で壊滅的打撃を

フィリピンに与えることができる、

という内容だ。

 

◇ どうやって中国は、

    フィリピンの電気を

    支配しているのだろうか。

 

中国の送電会社である国家電網は、

フィリピンの送電会社NGCP

40%を保有している。

 

内部報告書によれば、システムの主要素に

アクセスできるのは中国人技術者のみで、

 

理論上は中国政府の指示によって

遠隔で動作を停止させることも可能だという。

 

電力網が現在、

中国政府の「完全な支配下」にあり、

 

中国政府はフィリピンの電力網に

混乱を引き起こす能力を保持していると

警告している。

 

◇ 中国政府は、指示するだけで、

    いつでもフィリピンの電気を

    止めることができる。

 

もちろん、中国が何の理由もなく

フィリピンの電気を止めることはない。

 

しかし、中国とフィリピンの間に

紛争が起これば、

 

中国が電気を強力な武器として

使う可能性はある。

 

では、中国、フィリピンで紛争が

起こる可能性はあるだろうか。

 

もちろん、可能性はある。

 

◇ 1994年、中国は、

    フィリピンが実効支配していた

    ミスチーフ礁に侵攻し、

    勝手に建造物をつくりはじめた。

 

2012年、中国は、

フィリピンが実効支配していた

スカボロー礁に侵攻。

 

2013年から、軍事施設の建設を開始した。

 

フィリピンのドゥテルテ大統領は、

アメリカを捨てて中国に走った。

 

◇ ドゥテルテ大統領には

    中国と戦う意志がないため、

 

   中国の属国になってしまった。

 

したがって、彼が大統領のうちは、

中比戦争が起こる可能性は極めて低い。

 

しかし、次の大統領が、

「中国の属国はイヤだ!戦おう!」と決意し、

動き出した場合、

 

中国は、フィリピンの電気を止めて

壊滅的打撃を与えるかもしれない。

 

中国の属国として生きるか、

それとも戦って敗れるか。

 

どっちにしてもフィリピンの未来は

相当暗い。

 

◇ 日本は、中国に接近して

    ひどい目にあっているフィリピンから、

    教訓を得るべきだ。

 

まずライフラインに関係する会社に

外国資本を入れるべきではない。

 

「水源や森林を中国人が買いあさっている」

 

という話がある。

 

これは、法律で禁止すべきだ。

 

そして、

「フィリピンのようになるのは、

   まっぴらごめんだ!」 と叫ぶべきだ。

 

 

今日一日の人生を大切に!

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