家族との時間を犠牲にしない vol.452

 

◇ ある外資系企業の社長がある番組で

     このようなことを言っていた。

 

彼は30代で日本企業から転職した。

 

前職時代はとにかく猛烈に

働いていたそうだ。

 

午前0時前など、

帰ったことがなかったという。

 

それが職場では当たり前になっていたし、

ある意味でプライドのようなものに

なってしまっていた。

 

トンビの前職場も彼とまったく同じであった。

 

社員はフレックスタイムで、バラバラに出勤。

 

それをすべてカバーするため、

朝は7時から夜は12時過ぎまで、

毎日毎日。

 

◇ ところが、その社長はイギリス系の

     会社に転職してロンドンに勤務して、

     驚くことになる。

 

誰もそんな長時間労働している人は

ひとりもいなかった。

 

もっといえば、

「誰もそんな人を尊敬しない」

ということがすぐにわかったという。

 

尊敬されるのは、

「ファミリーを大事にする人」

だった。

 

どんなことがあっても、

自分の家族を犠牲にしてまで

仕事をしろとは絶対に言わない。

 

それが当たり前の発想だった、と。

 

自分は日本でとんでもないことをしていた、

と彼は反省することになった。

 

◇ しかし、これはまだまだ

   日本では普通に見られる光景だ。

 

そういえば、こんなことも言っていた。

 

休暇というものは、

「2週間とって ようやく休みだと言える」

とわかった、と。

 

欧米人はとにかく休みを長期間取る。

 

そしてバカンスに出かけていきます。

 

なんとなく人生を家族とともに

楽しんでいるように、

そんな風に見えてしまいます。

 

◇ 人的資源管理理論に「新しい報酬」

     という概念がある。

 

仕事と生活を調和できる状態が

社員にとって「新しい報酬」という考え方だ。

 

男性も女性も家事、育児をシェアして

私生活を楽しむ時代に突入してきた。

 

「新しい報酬」が用意できなければ、

その企業によい人材が

集まらないということだ。

 

グローバル化が進む時代、

こうした発想が日本にも

まちがいなく浸透していく。

 

出遅れないようにしなければならない。

 

<今日の名言>

軽い運動は、向神経薬である少量のプロザックと

少量のリタリンを服用するのと同じ効果がある。

       医学博士 ジョン・J・レイティ

 

*人間は適度の運動をして、

    それでバランスが保てる動物です。

 仕事ばかりではなく、運動する時間も必要です。

 

 

今日一日の人生を大切に!

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