ファーウェイのCFOの逮捕は「米中戦争」の前哨戦 ③     vol.427

 

◇ では、

    これはトランプの指示なのだろうか?

 

その可能性は低い。

 

今のアメリカは、なんでもかんでも

トランプの思い通りというわけではない。

 

たとえばトランプは、就任当初から

ずっとプーチンロシアと和解したがっている。

 

しかしそのたび邪魔が入り和解できずにいる。

 

今回の件も、「米中休戦を望まない」有力者、

あるいは有力グループが、

首脳会談の日に逮捕させたのではなかろうか。

 

◇ もちろん、中国は激怒している。

 

中国政府は、孟容疑者がカナダで

逮捕されたことに怒りをあらわにしており、

 

米中貿易戦争の終結に向けた取り組みが

中断に追い込まれる懸念が高まっている。
(AFP=時事 12月7日)

 

これで「米中休戦」がダメになる

可能性が高まったということだ。

 

そんな中、12月12日、孟晩舟氏の保釈を、

カナダの裁判所が認めた。

 

保釈金は1000万カナダドル(約8.5億円)。

 

追跡装置を身につけたり、

パスポートを押収されるなどの条件が付く。

 

◇ 孟氏逮捕が意味することは?

  これを、BBCがうまくまとめている。

 

つまりこれはどういうことなのか。

 

「両国ともグローブを脱いだ。

   遠慮はおしまいで、本気の戦いが始まる」

 

米国のこの動きが、

世界の2大経済大国の関係にとって

何を意味するか、

 

直視すべきだ。

 

事態は劇的に悪化したのだから。
(BBC NEWS JAPAN12月7日)

 

この部分を政府関係者は毎日、

 

朝起きたら読み、

寝る前に読み、

風呂で読み、

トイレで読むべきだ。

 

そう、

 

「米中戦争がはじまった」

 

ということを認識しなければならない。

 

2018年は「米中戦争がはじまった年」になる。

 

日本は、アメリカと中国の間を

フラフラしてはいけない。

 

アメリカから「裏切り者」といわれないよう、

慎重に行動する必要がある。

 

◇ そういえば、日本政府は、

    先日素晴らしい決断をした。

 

政府、省庁通信機器から中国2社排除

(ファーウェイ、ZTE)ー安全保障上の懸念で

  という見出しが載った。(時事12/7)

 

政府は7日、中国通信機器大手

の華為技術(ファーウェイ)と

 

中興通訊(ZTE)の製品を

各府省庁や自衛隊で使う情報通信機器から

事実上、排除する方針を固めた。

 

こんな感じで、日本はアメリカより

半歩後ろを歩いく以外道はない。

 

「80年周期説」によれば、

     2025年頃一つの時代が終わり、

 

その後、新たな世界秩序が生まれる

 

日本は、今の世界秩序では「敗戦国」であった。

 

中韓に100万回詫びても、

「日本は一度も謝罪していない」

と非難されてきた。

 

それもこれも、「戦争で負けたから」だ。

 

◇ 2025年、世界戦争において

   日本は「戦勝国」にならなければならない。

 

決してリアルな戦争ではなく、

外交や貿易や経済において他国に

負けてはならないという意味である。

 

日本が戦勝国になるか敗戦国になるか、

まさに「2019年の動き」にかかっている。  
                完

 

今日一日の人生を大切に!

 

よいお年をお迎えください。
来年は1月4日からスタートいたします。

 

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