◇ トンビは、
「読書や人との出会いは、
食事のようなもの」
と思っている。
美味しくバランスに富む食事を取る習慣は、
一食、二食で何かが変わるわけではないが、
長い時間を経ると、
健康に大きく影響を及ぼし、
精神の形成にも少なくない影響の
あるであろうことが、容易に想像できる。
読書も人との出会いも
同じようなものかもしれない。
良質な食事と同じで、
たかだか数回、
あるいは
十数回程度繰り返したところで
変化実感されることはない。
ところが、その数が数十回、
さらには3桁、4桁、と 桁が変わるごとに、
あるいは300、500、800、といった、
ある段階において
「何かが変わった」ことが
実感されるものだと思う。
◇ 何が変わるかは明確にはわからないが、
例えば
体調であったり体質であったり、
考え方であったり人生観であったり。
そして何が変わるかは、人それぞれであり、
今までにどんな本を読んできたか、
今までにどんな人と出会ってきたか、
つまり、本と人によって
今までに何を学んできたかにによって異なる。
一概に言えるものではないが、
ただ、「何かが変わる」のは間違いない.
<今日の名言>
国家とは、ある一定の領域の内部で
――この「領域」という点が特徴なのだが、
――正当な物理的暴力行使の独占を
実効的に要求する人間共同体である。
ヴェーバー
*実に的を得た発言です。
この「領域」が組織の中に生まれたら
注意が必要です。
今日一日の人生を大切に!
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