一流と二流をわける分水嶺、あなたはどっち? vol.16

◇野球解説者の野村克也氏が

かつてテレビのインタビューで

次のようなことを言っていました。

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多くの選手が毎年 年頭に際して、

同じ抱負を述べる。

同じ努力を誓って頑張りますと言う。

しかしそれは素質の世界のことです。

「素質いっぱいのところで技術的限界がくる」

そしてプロの選手でもそれを超えられない。

こういう選手は二流にとどまるしかない。 

 

そして その素質の一段上に「才能」がある。 

 

才能とは、頭脳の中に埋め込まれた情報のこと。

その情報を駆使することで、一段上のレベルにいける。

そのことに気づくかどうか。

           それが一流と二流を分ける 分水嶺となる。 (野村 克也)  

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◇プロの野球選手は、

だれもが野球に対する素質があり、

センスがあります。

 

そういった素質を持った人のみが、

プロの世界に入ることができます。

したがって、ごく一部の限られた人

のみということになります。

 

しかしその野球の素質だけでは、

必ず限界がくると野村氏はいいます。 

 

二流の選手から一流の選手になるためには、

「そのことに気づき」

「いままでの情報や経験を駆使」して

「工夫をして、改善して、努力を積み重ねる」

ことが大事であると

言いたかったのではないでしょうか。

 

◇我々の ビジネスの世界も同じだと思います。

センスだけでは必ず壁にぶつかります。

目標を持って、日々努力を積み重ねることは

言うまでもありません。

 

◇改善や努力は、単なる「微差」にすぎません。

しかしこの「微差」の積み重ねが、

「素質」の一段上の「才能」に変わり

 

やがて他を超越する「絶対差」となるのです。

 

◇結局、「一流」を手中に収めるには、

毎日毎日の地味な改善と努力を

重ねしかないのです。

 

<今日の格言>

   「凡事徹底」

「平凡を非凡に努める」

「微差を積み上げて絶対差とする」

                                     鍵山秀三郎(イエローハットの創業者)

 

*今日一日の人生を大切に!

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