◇ ある経営者は、しみじみと
このように言いました。
「今の時代は、日本の歴史の中で、
最も恵まれた時代じゃないか」
最も豊かで、最も自由。
かつてこんな時代が日本の歴史に
あったか、調べてみたらいい。
彼の主張はこうです。
「たしかに経済は低迷している。
しかし、不況や株価低迷で
命が取られるわけではない」
過去の歴史を見れば、
日本を救おうと青年将校が決起したり、
都市の真ん中に空から爆弾が落ちてきた時代が
確かにありました。
それは、ほんの数十年前のこと。
それを考えれば、これだけ平和な状況で
文句言っていてどうするか、と。
◇ 終身雇用や年功序列もなくなり、
雇用の安定性が失われた、
という声もありますが、
ある大学教授はこんな話をしていました。
「そもそも日本の歴史において、
終身雇用や年功序列が実現したのは、
1980年代から20年ほどにすぎない。
たった20年だけ実現していたものが、
あたかも日本の文化であるかのように
伝えられていたのがおかしかった。」
つまり、あの時代が異常だったのであって、
今が通常。
長い歴史をみればこれが普通。
勘違いをしてはいけないということです。
◇ ある人にとっての10万円は
大したことがないお金。
でも、ある人にとっての10万円は
本当にありがたいお金。
同じ10万円でも、
人によってまったく違って見えます。
時代についてもそれと同じで、
幸せを実感できる人も、
いつまで経っても幸せが実感できない人も
世の中にはいるのです。
自分の子供たちが戦争に行かなくてもいい
今の時代は、いままでの中で一番いい時代だと、
トンビには思われます。
<今日の名言>
女と申すものは 下着とともに、
恥じらいの心をも脱ぎ去るものでございます。
ヘロドトス
*偉大なる歴史家は言うことが違います!
今日一日の人生を大切に!
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