◇ では、どのようにしたら
見えない未来を信じる力を養えるのか。
大谷選手は高校生のときから
「マンダラート」という手法によって、
未来の見える化に挑んでいた。
マンダラートとは、
3×3の9マスの正方形に
テーマを書き込むことでアイデアを
広げる発想法。
1987年にデザイナーの今泉浩晃氏
(ヒロ・アートディレクションズ株式会社代表取締役)
によって考案された。
◇ 「マンダラート」のメリットは、
あらかじめ設けられた8つの枠を
「無理やりにでも埋める」ことで
脳を刺激して、
固定観念を取り払うところにある。
自由にアイデアを発想しようとした場合は、
固定観念が邪魔をして、
実は自由に発想できない
ということが起こり得る。
◇ 大谷選手の場合だと、
81マスの中央に
例えば 「ドラフト1位、8球団」
という目標を書いて、
その周囲の8マスに目標を達成
するために必要な、
例えば 「スピード160 km/h」
など要素を書く。
その8つの要素が今度は次の8つの目標となり、
それを8つの目標を達成するために必要な、
例えば 「肩周りの強化」 など、
8つの要素を書きこむ。
目標を達成する要素が
目標となることを繰り返す思考回路によって、
未来の見える化を図ることができる。
◇ 「見えない未来」を信じる力を養う
マンダラートはスポーツのみならず、
様々な側面で活用できる手法である。
ぜひみなさんもこの手法を利用して、
今まで諦めていた「見えない未来」を
再度あぶり出し、手の入れて欲しい。
必ずあなたの未来に近づいていくはずだ。
完
今日一日の人生を大切に!
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