◇ 日本の企業は、絶え間ない改善で、
世界に評価されるヒット商品を
生み出してきました。
しかし残念なことに、
21世紀は誠実なもの作りだけでは、
人々の支持を得られない時代になってきました。
◇ ものがあふれる次代、
需要よりも供給が上回り、
いくら市場調査をしても
人々のニーズが見えなくなっています。
このため企業や調査と開発に
時間をかけるよりも、
とにかく作って市場に出す傾向を
強めています。
コンビニには毎月何百という新製品が並び、
そのほとんどがあっという間に消えていきます。
それが現代の風景です。
◇ そんな使い捨ての時代にではありますが、
長いあいだヒットを連発している
エンタテイメントがいます。
例えば 「AKB48」
や
「乃木坂46」
ネットで音楽が手に入る時代に、
CD販売の新記録を作りました。
そのCDには
①握手会に参加できる
②今購入すると特権がつく
③買った私だけが総選挙に投票できる
という3つの価値があります。
この新しい価値を作ったからこそ
「AKB48」「乃木坂46」は
大ヒットにつながったのです。
◇ ここには今後の事業を生み出す
ヒントがあります。
① 所有から 参加へ
② いつもから 今だけへ
③ 誰にでもから 私だけへ
言い方を変えると
「参加型にして、限定にして、
あまねくではなく、あなただけ」
多様性の時代、
商品にもこのような仕掛けが必要です。
そう、
仕掛けないと売れない時代なのです。
<今日の名言>
悲観の中に生まれ、
懐疑の中で育ち、
楽観の中で成熟し、
幸福感の中で消えていく
相場の格言
*世の中が悲壮感につつまれたときが
まさに勝負時ということです。
今日一日の人生を大切に!
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