◇「ようこそいらっしゃいました。
お元気でしょうか」
「気力のない拍手を頂き、
誠にありがとうございます」
「昭和枯れススキの皆さん!
本日は、ジジイ、ババアの養殖場」
◇ 綾小路きみまろ氏が登場すると、
オープニングから大爆笑です。
トンビもホテルのディナーショーで
一度拝見したことがあります。
◇ 綾小路きみまろ氏の漫談に登場する
「あれから40年」のネタを
ご存知の方は多いでしょう。
長く暮らすうちに、新婚当初の
ういういしさや恥じらいなど消え失せて
「顔には皺とシミのスクランブル交差点」で
「おなかは季節外れの鏡餅」 となり、
「ボディースーツ、脱いだ瞬間にかゆくなる」
と毒舌満載で観客を笑わせます。
このような状態になることを
妻の「オバサン化」といいます。
◇これは年齢に伴う女性ホルモンの
分泌の変化をよるものです。
分泌量は10代から急激に増加し、
20代でピークを迎えるものの、
30代後半から減り始め、
40代半ばには更年期を迎えて
50代になるとほとんどなくなります。
◇ここで、仕事をもっている女性の場合は、
まだ女性らしさを維持しようとする
作用が働きますが、
仕事をやめてしまうと、
女性らしさを維持することのメリットは
ほとんどありません。
悲しいことに….
つまり
「これ以上女性らしさを
維持しても割に合わない」
と開き直って決断します。
これが「オバサン化」の始まりです。
つまり「オバサン」とは
「女性らしさの維持を放棄した存在」
と定義することができます。
◇ では、男性の場合はどうでしょか。
実は男性には女性と
決定的に違うところがあります。
それはホルモンの分泌の仕方が
大きく影響してます。
男性ホルモンの分泌は女性と違って
40歳を過ぎても減らないのです。
なにしろ男性の中には、
70歳になっても若い女性と結婚し、
子どもを作る人がいるくらいです。
つまり男性の悲劇は、
体力が衰え、
見た目がカッコ悪くなっている
にもかかわらず、
「性」を捨てられない
ところにあります。
これが若い女性から、オジサンは脂ぎっていて
いやらしいと思われる最大の原因になります。
つまりオジサンの定義は、
「性」を捨てられない存在
ということになります。
◇ そこで第一の対処法は、
下品な性から上品な性への転換、
すなわち「オジサマ」になることです。
「オジサマ」が無理という「オジサン」には 、
第二の道があります。
それは 「性を捨てる」
すなわち
「オジイサン」になるという方法です。
ただ、
いかにいやらしさを消すためにとはいえ、
男性である以上、「オジサン」からいきなり
「オジイサン」になってしまうのは
抵抗があるでしょう。
そういう人のために用意されているのが、
第三の道、すなわち
「ちょいわるオヤジ」です。
これは衰えた体力を回復させ、
活力を取り戻し、
男性ホルモンの分泌との違和感を
解消するよう努める方法です。
フロー図でまとめてみると
オジサン → オジサマ → オジイサン
または
オジサン → ちょいわるオヤジ → オジイサン
このようになります。
人生を華麗に生きていくためには男性の場合 、
この2つの道筋しかなさそうです。
今日一日の人生を大切に!
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