◇ ファッション・ショッピングサイト
「ZOZOTOWN」などを展開している
スタートトゥデイという会社がある。
2007年に上場した
人気のオンラインアパレル企業だ。
その会社が2013年、なんと労働時間を、
朝9時から午後3時までに変えてしまった。
法律的にも日本の労働基準法上、
6時間の連続労働が許されている。
6時間以内の就業時間の場合、
休憩はいらない。
ところが6時間を超えると
45分の休憩が必要になり、
8時間になると1時間の休憩が必要になる。
だから休憩を入れると、
午後3時終業はできず、もっと遅い時間になる。
そこで、
6時間休みなしで働くことで
午後3時終業を実現させた。
昼食はないが、それでも早く帰れるほうが
魅力だという声が社内では圧倒的。
基本的な労働時間は、
就業規則では8時間ではあるが、
自分の仕事を6時間で切り上げられる人は、
自由に6時間労働で勝手に帰ってもいい。
しかも給与は8時間換算で支払われるとのこと。
社員は午前9時から出社して、
午後3時まで昼休みなしで
6時間集中して働くそうだ。
◇ 前澤社長の狙いは、
「生産性の向上と
午後3時以降の時間の有効活用」
仕事帰りに一杯飲んで帰る人、
フィットネスクラブで運動する人、
習い事に行く人、
将来のために勉強する人 等、
さまざま。
この制度は「ろくじろう」と呼ばれ
社長の狙い通り
前年比25%も生産性が向上したそうだ。
「プレミアムフライデー」より
「ろくじろう」の方が
確かにインパクトがある。
そろそろ日本の企業も欧米並みになってきた。
働く時間が長いことは決していいことではない。
残業は暇人がやること❗
優秀な人は、サッサと帰って
将来のために勉強している。
これからは、間違いなく
「ワーク・バランス」「ワーク・シフト」が
キーワードとなる。
<今日の名言>
人間にとって「認められること」は、
植物にとっての太陽である。
コンサルタント フランク・アイバ-セン
*太陽が燦々と照る会社にしなければなりません。
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