◇ 人は咲き誇る花を愛でるが、
植物が茎を伸ばし、葉を茂らせ、
花を咲かせる過程を
目にすることはほとんどない。
時間をかけ、じっと目を
凝らしつづけない限り、
それは見えないからだ。
その人が成し遂げたものや成果、
実際にやっている仕事は目に見えるが、
その過程や思いは、その人以外に
知られることはない。
その目に見えないもの、
働くことを支えるその人固有のものに
目を凝らし、耳を澄ますこと。
そして、それは生きるという
行為そのものであること。
つまり生きるということは
形や結果ではなく、過程なのであり、
現在進行形の物語なのだ。
花そのものが美しいのではない。
花が咲くということが美しいのだ。
<今日の名言>
樹木にとって最も大切なものは何かと問うたら、
それは果実だと誰もが答えるだろう。
しかし実際には「種(タネ)」なのだ。
フリードリヒ・ニーチェ
種の保存は生物の最大の目的。
あなたは、子孫を残して、
次につなげるだけでいいのです。
無駄な努力はできるだけしないように。
今日一日の人生を大切に!
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