思考の三原則 (3)・・・<多面的に考える>   vol.121

 

◇ 営業がうまくいかなかった時に、

    お客さまが少ない、環境が悪い、

     忙しくてできないなどと、言う人がいます。

 

     物事をこちらのサイドからだけ考えて、

    一面的にだけ捉えてしまっているケースです。

 

     本当の理由がわかっていない、

      単なる言い訳にすぎません。

 

      営業に限らず、仕事を進めてゆく上で、

     お客さまや関係会社、仕入先、経営者、

     社員とその家族など、関係する人々の

     立場に立って考えることは重要です。

 

◇ 自分の会社の人とだけ話をしていると

      思考方法や考え方は似てきますし、

      ルール、判断基準、常識のようなものが

      自然と出来てきて、

 

       いわゆる

 

        「モノカルチャー」

 

                    になっていきます。

 

       その組織や会社が大きくなればなるほど、

       良くも悪くも、このモノカルチャーから

       逸脱することができなくなります。

 

       そして新しい思考方法を手に

       入れることがだんだん難しくなります。

       特に年齢を重ねるほど

       その傾向が強くなっていきます。

 

◇ ワタミの渡邉美樹氏は、

    自身の多面的思考のベースとなる体系は、

   「マイケル・ポーター」と

   「フィリップ・コトラー」と、

   「ピーター・ドラッカー」であり、

       その他の余計なものはいらないと

        言っていますが、

     これは少し言いすぎのような気がします。

 

  「無用の用」という言葉があるように

    余計なもの理解しないと

    何が正しいことなのか

    見えてこないこともあります。

 

    しかし、そう信じられる心の師、

    メンターを持つまで多くの書籍を

     読み込むことが大切です。

 

    そして、会社以外の友人や異業種の

    人たちの話を聞いたり、

     FacebookやTwitterなどを介して

    意見交換するなどして、

    多くの人の意見を聞くことも必要です。

 

     多面的に見て考え、俯瞰的に判断できる 

     そのような人間になりたいものです。

                                                   つづく

 

<今日の名言>

サラリーマン川柳

  「デジカメのエサは何だと孫に聞く」

 *このくらいかわいいジジイになりましょう

 

今日一日の人生を大切に!

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