限られた時間内に最高の成果を出す「サンクコスト」②    vol.145

 

◇ サンクコスト(SANK COST)とは?

 

「もはやどうにもならないもの、

       除外すべきもの」

     

     という意味です。

 

サンクとは sink(沈む)の過去分詞形。

 

    つまり 沈んでしまったもの。

 

「過去はなかったことにして、

       ものごとを考える」

 

これがこのサンクコストの基本姿勢。

 

◇ たとえば、営業推進に例にとって考えてみます。

 

  12月末時点で、A支店の営業の推進が

  30%しかいってない、非常に厳しい状況です。

 

   支店長からは「年度末、全局全完は必達」

   と厳しく言われています。

 

  普通に考えたら、

 

  9ヶ月間で30%しかいっていない           

    → 年度末に100%いくわけがない!                          

  と考えがちです。

 

ここで登場するのが

 「サンクコストの考え方」です。

 

サンクコストでは先ほど説明したように、

「過去の時間」はまったく関係ありません。

 

過ぎ去った過去のことは

考える必要がないのです。

 

つまり 

 

9ヶ月で30%しか

推進できなかった事実を捨て去るのです。

 

そしてどうするかというと

 

「3ヶ月で70%を達成する」

 

この方法にのみ意識を集中し、

 

残り時間を考えながら

 

 「最善の策を打つ」

 

ということになります。

 

「サンクコスト」の考え方は

ビジネスマンにとって非常に重要です。

 

いろんなところに応用できますので、

ぜひ参考にしてください。 完

 

<今日の名言>

   あることをなしたために

   不正である場合のみならず、

   あることをなさないために

   不正である場合も少なくない。    

       マルクス・アウレ-リウス

*コンプライアンスが気になるので
    何もしないというもの、ある意味不正
    なのかもしれません。
   ルールを守ることは大事ですが、
   リスクを負うことも大事です。

 

今日一日の人生を大切に!

スポンサードリンク

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください