◇ サンクコスト(SANK COST)とは?
「もはやどうにもならないもの、
除外すべきもの」
という意味です。
サンクとは sink(沈む)の過去分詞形。
つまり 沈んでしまったもの。
「過去はなかったことにして、
ものごとを考える」
これがこのサンクコストの基本姿勢。
◇ たとえば、営業推進に例にとって考えてみます。
12月末時点で、A支店の営業の推進が
30%しかいってない、非常に厳しい状況です。
支店長からは「年度末、全局全完は必達」
と厳しく言われています。
普通に考えたら、
9ヶ月間で30%しかいっていない
→ 年度末に100%いくわけがない!
と考えがちです。
ここで登場するのが
「サンクコストの考え方」です。
サンクコストでは先ほど説明したように、
「過去の時間」はまったく関係ありません。
過ぎ去った過去のことは
考える必要がないのです。
つまり
9ヶ月で30%しか
推進できなかった事実を捨て去るのです。
そしてどうするかというと
「3ヶ月で70%を達成する」
この方法にのみ意識を集中し、
残り時間を考えながら
「最善の策を打つ」
ということになります。
「サンクコスト」の考え方は
ビジネスマンにとって非常に重要です。
いろんなところに応用できますので、
ぜひ参考にしてください。 完
<今日の名言>
あることをなしたために
不正である場合のみならず、
あることをなさないために
不正である場合も少なくない。
マルクス・アウレ-リウス
*コンプライアンスが気になるので
何もしないというもの、ある意味不正
なのかもしれません。
ルールを守ることは大事ですが、
リスクを負うことも大事です。
今日一日の人生を大切に!
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