お客さまにはたくさんの選択筋を与えない     vol.124

 

◇ お客さまにたくさんの選択筋を与えると、

    お客さまは尻込みして買わなくなります。

 

     勧める商品が多ければ多いほど、

    お客はその商品を選ばななければなりません。

     お客にとって選択すことは

    必ずしも簡単なことではないのです。

 

    特に商品を勧めたり、物販を勧めたりする

     対面販売の場合などでは、

     ときにはお客に代わって商品を

      選んであげなければなりません。

 

     一番よさそうな商品やモデルや

     スタイルを選び出し、お勧め品として

      注目させることで、お客は安心して買う

      ことができるようになります。

 

  ◇  どうしてもお客さまに選択筋を

       あたえなければならない場合は、

       多くても3つに絞りこみます。

 

       価格で選択筋を与える場合は、

      売らなければならない商品を

      かならず真ん中にもっています。

 

たとえば、3000円のりんごを売る場合、 

高級品と安価の商品をそれぞれ選び出し

 

     A:5000円  

     B:3000円  

     C:2000円

 

と三種類を選ぶことができるように

配置します。

 

Bを売るために、AとCを配置します。 

 

そうすると、不思議とBを購入する

お客さまが増えていきます。

 

BとCの二つだけでは、

それぞれに2分されてしまい、

結果的に購入単価が落ちてしまうのです。 

 

B売るために、ダミーのA、Cが

必要ということになります。

 

対面販売だけでなく、

レストランのメニューにも

この原理が応用されています。

 

   Aセット:12000円  

   Bセット:    9000円  

   Cセット:    7000円

 

気の利いたレストランでは、必ずこうなります。 

 

このレストランではBセットを

メインに売ろうとしているのです。

 

メニューには必ずそのお店の

意図があらわれます。 

 

営業マンは、お客さまがどうしたら

「いいね!」ボタンを押すか、

その心理を深く理解する必要があります。

 

商品を販売する場合は、

ぜひこの「お客様心理」を利用してください。

 

 <今日の名言>

この世は演劇 配役は私たち ひとりひとり    

                                     ひろさちや(評論家)

 

*人生は所詮台本のない劇、

    すこし肩の力を抜いて演じることも大切です。

 

 今日一日の人生を大切に!

スポンサードリンク

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください