◇ みなさんはP&Gという会社を
ご存知でしょうか。
P&Gは
プロクター・アンド・ギャンブルの略称。
アメリカ・オハイオ州に本拠を置く
世界最大級の消費財メーカーであり、
(売上約7兆円)
数多くのCEOを生み出す
人材輩出企業としても知られている企業です。
ではなぜそうようなすばらしい企業に
成長できたのかというと
そこにはやはり秘密がありました。
本日はそのP&Gの秘密を紹介いたします。
◇ 実はP&Gには
「言葉」「考え方」「行動」において、
全員が行なうことができるように
「標準化された数々の習慣」
があるそうです。
具体的にどんな行動・習慣があるかというと
まず1つ目は、「目的の徹底」
P&Gでは、「目的」がすべてであり、
プロジェクトや会議が始まる時、あるいは
部下が上司に助言を求める時でも、必ず
「目的は?あなたは私に何を期待しているの?」
と確認するそうです。
そして 2つ目は、
「達成できる現実的な数字」
と
「ストレッチゴール」
を必ずセットで設定すること。
具体的には、
「ゴールは昨対比105%」「ストレッチは昨対比110%」
というように設定するわけです。
ストレッチとは、頑張ればできる数字、
挑戦すべき数字という意味です。
3つ目は、
「ネガティブな表現を使わない」
ということ。
たとえば
「できていないところ」と言うのではなく、
「これから伸ばす必要のあるところ」
「伸びる可能性のあるところ」 と言う。
また否定的な意見は、
「批判された」「注意された」ではなく、
「アドバイスをもらった」
「ご意見をもらった、教えていただいた」と、
改善や成長のヒントをもらったことに
感謝するなどです。
とにかく行動レベルまで標準化できている
ところがP&Gの秘密です。
そしてここまでの徹底が「人材を育てる」
ということにつながっているということです。
◇トンビも参考になるところがたくさんあります。
特にネガティブ表現は注意しなければなりません。
いままで「不振支店」とか「低迷支店」とか
平気で使っていましたので反省しきりです。
そこで ここで登場するのが、
昨日 vol.98 でご紹介した 「ネガポ辞典」
「不振支店会議」「低迷支店対策会議」
→「土壇場に強い支店会議」「背水の陣会議」
「力温存者会議」 「発展途上支店会議」
「リラックス社員会議」に変換!
次回からは
「只今より、土壇場に強い支店会議を開催いたします」
となります。
P&Gの3つの秘密を、ぜひ参考にしてください。
*今日一日の人生を大切に!
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