◇ こつこつ こつこつ
書いていこう。
この痩せた体を
ただ一つのことに費やしたい。
多くのことはできないから
一つのことで この世を終わろう。
よわねを はくな くよくよするな
なきごというな うしろをむくな
ひとつをねがい ひとつをしとげ
はなを 咲かせよ よい実をむすべ
いつも嵐が吹いている。
それが詩人というものだ。
◇ 鳥は飛ばねばならぬ。
人は生きねばならぬ。
怒涛の海を 飛びゆく鳥のように
混沌の世を 生きねばならぬ。
鳥は本能的に 暗黒を突破すれば
光明の島につくことを知っている。
そのように人も 一寸先は闇ではなく
光であることを知らねばならぬ。
◇ 念ずれば 花ひらく
苦しいとき 母がいつも口にしていた。
このことばを
わたしもいつのころからか
となえるようになった。
そしてそのたび
わたしの花が
ふしぎと ひとつ ひとつ
ひらいていった。
冒頭に 坂村真民氏の詩を引用した。
◇ ひとつのことを、少しずつ、こつこつ
努力を重ねていけば、人生が開けると、
坂村真民氏は詩の中で、問いかけています。
トンビも、一歩一歩積み重ねる人生が
大事であると今まで思っていましたが、
先日、衝撃的な本に出会いました。
「多動力」 堀江貴文著
◇ ホリエモン曰く
「すべてのもがインターネットに
つながる IoT 時代では、全業界の
タテの壁が溶けてなくなった。
このかつてない時代では、業界の壁を
飛び越える「越境者」ほど価値がある。
ひとつの仕事をコツコツやる時代では
ないと断言する」
◇ 力さえあれば 、そしてそのやり方さえ
間違っていなければ、
今までみたいに、ひとつの仕事にこつこつ、
時間をかけなくても、以前と比べものに
ならないくらい簡単に、圧倒的に早く
大きく成功できる。
トンビは、自身が歩いている両サイドの壁が
溶けてなくなっていることに、
この本を読むまで気づいていなかった。
「イチローや三浦知良選手のように
ひとつの仕事にとらわれてしまっていては、
価値あるものは生み出せなくなっていく」
と、ホリエモンは一刀両断する。
これには賛否両論あるかもしれないが、
時代は確実に変わってきている。
もしかしたら、ホリエモンがいうように
「越境者的生き方」が
これからの21世紀の生き方かもしれない。
*今日一日の人生を大切に!
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