◇熊本県で一番の有名人は、
今や人間ではなく、
県が作ったキャラクター
「くまモン」かもしれません。
◇博多と鹿児島を結ぶ九州新幹線の
全線開通で、熊本が素通りされるのを
危惧して熊本県が作ったのが
この 「ゆるキャラ」
そして全国区に押し上げたのが、
県のブランド推進課の職員たちでした。
◇スタッフたちの試行錯誤の戦略が
見事にはまり、今では関連商品が
数万アイテムに及び、経済効果が
数百億円とも言われるほどの
一大ブランドに育っています。
◇なぜ「くまモン」は全国区に育ったのか?
そこには公務員のイメージとはほど遠い
ブランド推進課の職場の雰囲気がありました。
彼らの合言葉は
「迷ったらGO」 でした。
「こんなこと公務員がやっていいのか」
と迷うようなアイデアも
積極的に実行をしました。
◇そしてその職場のチャレンジに
寛容な熊本県知事の存在も
支えになっているようです。
上司の顔色を伺ったり、
決断の遅い組織からは
イノベーションは生まれません。
「くまモン」は改めて
そう教えてくれます。
失敗を恐れずに、まずはやってみる
ことが大切です。
◇そういえば、「迷ったらGO」の合言葉で
ある社長のことを思い出しました。
東証一部上場企業の社長として
幅広くビジネスを展開し、
若者たちのあこがれの社長となった、
株式会社ネクシーズの近藤太香巳(たかみ)さん。
「人は何かを始める際、
できなかったらどうしようか、
と不安がつきまといます。
人間であるゆえ、その弱き感情は
消せないかもしれません。
しかし私の場合、必ず角度を変えて
同時にこう考えてきました。
それは「もし、できたらどうなるんだ」です。
その思いに 「ワクワク」 したら、
それはゴーサインなんです」
◇ここで大事なポイントは
「ワクワク感」だと
近藤社長は言います。
困ったとき、迷ったとき
そのときは
「もし、できたらどうなんるんだ」と考え、
気持ちが「ワクワク」して
それに対して「シンクロ」したら GO です。
つまり 「くまモン」の合言葉に
少し手を加えて
「迷って、ワクワクしたら GO ! 」
次の時代まで残るような
合言葉ができあがりました!
トンビもこの言葉を常に念頭に
置いて対処しています。
<近藤社長の格言>
・感動できる人しか、感動は与えられない
・人が輝けば、企業が輝く
・根拠のない自信を持て
・ライバルは永遠に自分
・夢はにげない、にげるのはいつも自分
・成功者とは、成長者なんだ
*今日一日の人生を大切に!
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