◇下関のフグを生きたまま
どうやって東京に輸送しているか
知っていますか?
答えは
「フグの水槽の中に、
フグの天敵であるカワハギを入れる」
ということだそうです。
◇天敵であるカワハギをフグといっしょの
水槽に入れることによって、
フグは東京に着くまで
危機感を持って、 緊張感を持って、
いつ襲われるか、ひやひやしながら
輸送されることになります。
◇フグの気持ちになってみれば、
これはたまりません。
いつやられるか、生きた心地はしないでしょうね。
◇では、なぜ 貴重な金目のフグに対して
このような「残忍なイジメ」を
行うのでしょうか?
それには あっと驚く! 理由がありました。
水槽にカワハギを入れると
なんと
「輸送中のフグの死亡率が大幅に下る!」
という歴然たる事実があるそうです。
フグにとって、
「カワハギによる一定のプレッシャーは、
生きる上での必要な条件」 だったのです。
これは実におもしろい話です。
◇そういえば 公務員は定年後、
「民間会社の社員に比べて死亡率が高い」とか
「認知症になりやすい」 とか
そんな話を聞いたことがあります。
◇フグの世界に限らず、
人間にとっても同じことが言えるのです。
つまり
「会社にもカワハギが必要」
「職場にもカワハギが3匹ぐらい必要」ということ。
一緒にいると危険で、なにかしら緊張させる人間を
ついつい我々は敬遠しがちですが、
彼らはなんと!
「長生きのための必要な人材」であったわけです。
「なるほど あのカワハギ野郎は
そういう役目を果たしていたのか!」
ご納得していただけましたでしょうか。
◇あなたの職場のカワハギは誰ですか?
「そういえば、いる、いる、あいつだ!」
「あいつが そうだったのか!」
「あそこにもいる!いる!」
「ここにも たしかにいる! いる!」
もし周りにそんな人がいなければ、
カワハギを積極的につれてきてください。
緊張感に欠けた職場は長生きできません!!
*今日一日の人生を大切に!
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