自然を愛でる   vol.1042

日本は四季がハッキリしている。

 

 農作物を作り、日常生活を送る上で

   季節の移ろいを敏感に感じとることを、

 昔から大切にしていきた。

 

そこで、太陽の動きを基に

一年を二十四等分して季節を表わす、

 

中国伝来の 二十四節気

用いられるようになった。

 

「立春」「春分」「立夏」

 「夏至」「立秋」「秋分」

 「立冬」「冬至」 などは、

 

 よく知られている。

 

季節の変化を詳細に表わすため、

 

二十四節気の各節気を

それぞれ三つに分けた、

 

七十二候  も作られた。

 

七十二候は主に動植物の様子が

  短い文で表されいる。

 

「立春」を過ぎた頃は、

春の訪れを感じる「ウグイスナク」

 

 五月初旬の「立夏」の頃は、

 

初夏を知らせる

「蛙(かわず)ハジメテナク」など、

 

それぞれの季節の様子が表現されている。

 

二月の下旬の今頃は、

  草木が芽吹き始める頃の意味で、

 

草木萌動(そうもくめばえいずる)

 と表わされる。

 

まさに、草木が動き出す季節の中に

今生きているということになる。

 

春夏秋冬の移ろいや

自然の恵みを感じながら、

 

巡りくる季節を

穏やかに迎えたい。

 

 

今日一日の人生を大切に!

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