論語  vol.1071

争いを強いて避けぬと同時に、

争うべき時期の到来を待つことを必要とす

 

◇ 論語の中で孔子は、

 

 立派な一人間は、

 争いなどするべきではない

 

 と説いている。

 

ここで一つ注目すべきは、

「争」「競」は、

 

もともと意味が違うということだ。

 

ではこの2つは、どこが違うのか。

 

「競」― 2人の人間がかけっこをしている

      字形といわれ、

      人が外部のものさしで

      その優劣を競うもの。

 

     受験や競泳、ゴルフなどが典型。

 

     勝つにはライバルを倒すことではなく

     自分が力を出し切ることが必要。

 

「争」― 2人の人間が1本の棒を

      手で取り合っている字形といわれ、

      勝つか負けるは、相手との関係によって 

      決まる。

 

     ボクシングや戦争、決闘など。

 

◇ 孔子は、「争」を否定しているが、

 「競」は推奨している。

 

 孔子も推奨しているぐらいだから、

 ライバルがいる場合は、

 徹底的に競わなければならない。

 

カの温存はもうやめて、

持っている力を出し切れば、

必ずやNo.1になれるはずである。

 

<今日の名言>

暗闇のような日々の中で、

絶望は強烈なモチペーションにつながる。

         イーロン・マスク

 

*さすが「秩序の破壊者」
 マスクの言うことは違います。
 自動車業界はEVに大きく舵を
 きることになるでしょう。
 EVが業界の主流となるはずです。

 

今日一日の人生を大切に!

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