読んだ本の数だけ人生を楽しむ術 vol.968

元外交官で、作家の佐藤優氏は

    小説を読む重要性を

  次のように述べている。

 

人間が個人的に経験できることは

  限られている。

  そのため、優れた小説で代理経験を

  積んでいくことは、

 人生を確実に豊かにする。

 

小説に登場する人物の心の内を

「代理経験」することで、

 

他人の気持ちになって

考えることができるようになる。

 

と佐藤氏は言う。

 

職場だけでなく、家庭や地域で、

    私たちは様々な人と

  関わり合って生きている。

 

  時には、意見の食い違いから

  衝突することもある。

 

人は皆、生まれ育った環境は異なり、

様々な価値観を持っている。

 

自己の培った尺度だけでは、

相手を理解することはできない。

 

読書を通じて「代理経験」することで、

相手の立場になって考える

度量が大きくなる。

 

「毎日忙しくて、

       本を読む時間がない」

 

という人もいるだろう。

 

まとまった時間はなくても、

 

通勤電車の中、人を待つ間、

寝る前の10分間など、

 

意識して本に親しむ習慣を身につけたい。

 

そうすれば、読んだ数の本だけ

人生を楽しむことでできるのである。

 

<今日の名言>

人は命が尽きたときに死ぬのではない。

誰にも思い出してもらえなくなったときに、

初めて死ぬのである。

 「道を継ぐ」   佐藤友美

 

 

今日一日の人生を大切に!

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください