吉田兼好に学ぶ最短ルートの見つけ方 vol.398

 

◇  人生は有限だ!

 

    人の一生はあっという間に終わる。

 

新しいモノに挑戦するときに

自分で一からコツコツ学んでいたら、

 

そこに大変な労力と時間を

投下しなければならない。

 

だからこそ、何かを学んだり、

身に付けたりするためには、

 

「既にそれを専門でやっている人」

 

から学ぶべき。

 

それが一番の近道、最短ルートなのだ。

 

◇ 吉田兼好「徒然草」にも

     このようなくだりがある。

 

少しのことにも 先達はあらまほしきことなり

 

仁和寺に居た僧侶が、

いままで岩清水八幡神社に

行ったことがなかったので、

参詣しようと思い立ち、

 

山のふもとの極楽寺と高良神社を

岩清水八幡神社と勘違いして

お参りして帰ってきたというお話。  

 

どんな些細なことでも

案内人や指導者が必要だということ。

 

いまから600年以上前のお話である。

 

◇ それから文明は進歩・発展を

     遂げてきたわけだが、

 

   世代が変わるたびに、

   おんなじことを繰り返すのが人間である。

 

もうそろそろ個人レベルで

気づくことが必要だ。

 

アイザック・ニュートンも

このようにいっている。

 

「巨人の肩に乗る矮人(わいじん)」

                  矮人:たけの低い人

 

先人の積み重ねた発見があるからこそ

新しい発見が生まれる。

 

そして

 

何者でもない人間が、何者かになれる。

 

◇ もちろん一生懸命の努力は尊い。

 

だが、

「ただ、やみくもなだけの努力」は、

 

何の成果ももたらさず、

徒労や時間の浪費にすぎない。

 

だからこそ、

トンビは何かの能力を手に入れたい、

と思ったときには、

 

「最短ルートを見つけること」

 

に 注力するのである。

 

つねに「最短ルートを見つける」ために、

 

 先人に教えを乞う

 

  ・指導を仰ぐ

 

  ・エキスパートを見つける

 

そのために持っている範囲内で

金銭を投下する。

 

結果、わかったのは、

ここで投下する資源は

 

「単なるコストではなく、

 巨大なリターンをもたらしてくれる投資」

 

 であるということだ。

 

だから自己投資のための金銭が

必要ということになる。

 

世の中金次第!

 

まさにその通りである。

 

自己投資するくらいの金は持っておきたい。

 

 

今日一日の人生を大切に!

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