この世であと何回春に巡り会えるのか? vol. 254

 

◇ トンビは毎週土曜日の早朝は

      近くの河川敷にいます。

 

朝5時に起きて、

河川敷沿いにジョギングをします。

 

かれこれ15年以上続けている習慣です。

 

四季折々の色あいを見せる

この川面が、いつも清涼感を持って

押し寄せてきます。

 

早朝のそんな風景に

つい魅了されながらここにいると、

 

日々の雑踏を打ち消すことができます。

 

 

どこが季節の始まりで、

 

どこが季節の終わりなのか

 

知るよしもありませんが、

 

流れゆく時をめぐる季節で

確かに感じることができます。

 

これから本格的な春を迎え、

桜の次にツツジが川岸に咲きほこります。

 

一年に一度なごり惜しく過ぎて行くものに、

 

この世であと何度めぐり会えるのか。

 

もうそんなに多くはありません。

 

その回数を数えるほど、

 

人の一生の短さを知ることは

ないかもしれません。

 

河川敷の今年の春は、

そんな季節です。

 

<今日の名言>

願わくは 花のもとにて 春死なむ 

そのきさらぎの 望月(もちづき)のころ
                 西行

* 桜の木の下で最後を
    迎えることができたら最高です。

 

今日一日の人生を大切に!

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