席順を変えたら会議の流れが変わる      vol.210

 

◇ 会議室に入ったら、

    第一に自分が座る席を戦略的に

    考えるようにしましょう!

 

このとき優先順位を下げるべきは、

日本古来のいわゆる

 

「上座・下座」の概念です。

 

日本では

 

ドアや出入口から遠い席が 「上座」

 

ドアや出入口から近い席が「下座」

 

床の間があれば、

床の間の前の席が 「最上位の席」

 

この考え方は日本人以外、

まったく気に留めていません。

 

しかし

日本ではこれが結構幅を利かせています。

 

席順を見ただけで

役職がだいたいわかってしまうぐらい、

この習慣に縛られています。

 

会議室の会議は本来実用優先であるべきです。

 

◇ まず、確認すべきは

 

     ホワイトボードの位置です。

 

そして

 

他の参加者との位置関係が大変重要です。

 

特に目の前に誰が座るかは大事です。

 

面と向かって座ると、

相手と深くコミュニケーションできる反面、

 

これは「対決位置」とも言われ、

 

相手が反対意見を持つ場合、

より反対を受けやすい位置になるのです。

 

逆に隣り合わせの席は

 

「交流位置」と呼ばれ、

 

営業シーンなどでは、この位置が使われます。

 

特に相手の1.5m以内は「懐」と呼ばれ、

刀が振り回せない至近距離です。

 

心理的にも親近感や

味方の意識が働くため、

攻撃の対象になりにくいと言われています。

 

座る位置によって、

会議の流れが大きく

変わってくることもあるのです。

 

そのぐらい席順は重要ということになります。

 

いままでの席順に対するこだわりは捨て、

思いっきり変えてみてください。

 

会議の流れが間違いなく大きく変わります。

 

<今日の名言>

 橋は三年、鉄道一生

     政界の格言

 

*これは「橋をかければ三年間、

    鉄道を敷けば一生落選しない」

 という意味です。 

   政治家にとって鉄道を敷くことは

   そのぐらい重要なことになります。

   しかし鉄道は汚職ともつながっている

   こともお忘れなく。

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