◇ 中国で歴史が語られる場合、
長い間に味わった国恥は、
しばしば次ぎの三つの
慣用旬で表現される。
屡戦屡敗・・・ 度重なる戦いと敗北
(リュー・ジャン・リュー・バイ)
割地賠款・・・領士の割譲と賠償の支払い
(ゴー・ディー・ベイ・クワン)
喪権辱国 ・・・国権の損失と国を辱めること
(サン・チュエン・ルー・グオ)
◇ 中国が恥辱の一世紀の間に
被った外国による主要な
侵略としては、
・第一次アヘン戦争
(1840〜842)
・中日戦争(日清戦争)
(1894〜1895)
・満州事変
(1931)
・第二次アヘン戦争
(1856〜1860),
・義和団事件
(1900)
・日中戦争
(1937〜1945)
などがある。
◇ 中国人はアヘン戦争を
歴史上の決定的な転換点と
とらえている。
中国政府は1985年、
かつて林則徐がイギリスの
アヘンを没収した、
まさにその場所に
「アヘン記念館」を建てた。
こうした博物館や記念碑は、
ある集団の人々が
過去の出来事を、
どのように記憶しているかを
知るための情報の宝庫となる。
そして市民意識や
アイデンテイティを教える
教育ツールとして、
それらは利用されている。
このアヘン戦争博物館は
1996年に国指定の
「愛国主義教育基地」の
ひとつになった。
つづく
<今日の名言>
勤勉だけが取り柄なら
蟻と変わるところがない。
何のためにせっせと働くかが問題だ。
ヘンリー・デヴィット・ソロー(作家)
*成果を上げている人の多くは、
「目的」を持っています。
一生懸命働く理由はなんなのか、
時には考えることも必要です。
今日一日の人生を大切に!
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