◇ 上杉鷹山は、
財政改革と殖産産業をはかって、
米沢藩の藩政を立て直した。
鷹山が生涯に渡って
師と仰いだのは、
「細井平洲」という
尾張生まれの儒者。
平洲は江戸に
「喝鳴館(おうめいかん)」
という私塾を開いた。
また米沢藩の藩校
「興譲館」を鷹山とともに再興。
後に尾張藩にも仕え、
明倫堂の総裁として、
尾張藩九代藩主
徳川宗睦(むねちか)に重用された。
◇ その平洲の教えの一つに
「先施の心」がある。
先施とは、
「先に施す」という意味になる。
相手が働きかけてくるのを
待つのではなく、
自分の方から先に
働きかけることが大切だという教え。
挨拶なら、
自分から進んで挨拶する。
自分から先に相手を敬う。
という教えだ。
◇ どれも自分から
働きかけることにより、
相手の心を動かす。
良いことは
人に先駆けて行いうこと。
それが人間関係を
より円滑にするだけでなく、
自らの人間関係を
高めることができる。
なるほど、なるほど、
大変勉強になる。
仕事にも
この「先施の心」が何よりも重要だ。
<今日の名言>
「正しいかどうか」ではなくて、
「やりたいかどうか」
トンビ博士
*行動を重ねるに従って
行動できる自分に生まれ変わる。
人生は動かさなければ意味がない。
動かないと何も起こらない。
行動しなければゼロ。
動けばプラスかマイナスかになる。
いずれにしろ、行動により人生は動くのだ。
今日一日の人生を大切に!
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