◇ なぜ、タモリは、
あのホテルの一室で、
とっさに芸ができたのか。
タモリは、幼少の頃、幼稚園行かずに
ずっと坂道で人物観察をしていた。
教会でも牧師さんを芸人だと
思って観察していた。
どんなジェスチャーで、
どんな声の抑揚で、
どんな言葉を放ったときに、
人を感動させられるかを
学んでいたのだ。
そして浪人時代、
押し入れの中でずっと
外国語のラジオを聞いていたから、
とっさにインチキ中国語もできた。
意味なくやっていたものほど、
実は自分の血となり肉となる。
意味なくやる!
これほど純粋な動機はない。
◇ タモリのギャラは
「笑っていいとも!」の
1回の放送で 200万円
1週間で 1000万
年間で「笑っていいとも!」だけで
5億円の収入を得ていた。
だが、収入については無頓着で、
放送局とのギャラ交渉に
意見することはなかった。
◇ タモリがホテルの扉を開けて、
自分の人生を開いたように、
「人生の扉」は
「何でこんなところに?」
と思えるところにある。
「人生の扉」は、
それが扉であることに
気づかないようになっている。
だから、どんなことでも、
いつも本気でのぞむしかない。
俺の人生の扉、ドアは、
あのホテルのドアだった!
あれを開けると開けないでは、
人生が大きく変わっていた。
byタモリ 完
<今日の名言>
「現状維持!」 タモリ
*現状維持という言葉は、
積極性に欠く印象があるが、
タモリの場合は現状を維持するために
最大限努力するという意味が込められている。
そういった日々の努力が「笑っていいとも」
という長寿番組を作りあげたという
ことになる。
今日一日の人生を大切に!
コメントを残す