◇ お遊戯をしている
幼稚園児たちを見て、
「オレはやりたくない!」と、
幼稚園への入園を拒否。
ポリシーのある幼児、
それが子どもの頃の タモリだ。
◇ そのかわり小学校に至るまで、
タモリは毎日一日中、
坂道に立って人間観察をした。
中学時代からの4年間は
近所の平尾パプテスト教会に通った。
そして
「牧師を芸人のように見ていた」
◇ タモリは筑紫丘高校を経て、
早稲田大学中退後、
福岡の朝日生命に入社。
3年間、保険の外交員の仕事をした。
その後、
喫茶店の従業員、
ボウリング場の支配人、
ガードマンから絵画のヌードモデル、
へび使い、
芸能界に入るまでに
さまざまなことをやってしのいでいた。
◇ 転機は意外な形でやってきた。
知り合いとホテルで飲んでいた
その帰り道、
廊下を歩いていると、
ある部屋から
にぎやかな音が聞こえてきた。
鍵がかかってなかったので、
思わず扉をあけてのぞいて見ると、
そこには・・・ 何と!
ゴミ箱を頭からかぶり、
「虚無僧(こむそう)」の
歌舞伎のマネして、
大騒ぎをしている人たちがいたのだ。
それを見たタモリ、
「オレの感覚と同じだ。
これはオレを呼んでいる」と思い、
部屋に入り、
虚無僧のマネをしている人の頭から
ゴミ箱を取り上げると、
何と、自分も歌舞伎のマネをして
一緒に踊りはじめたのであった。
つづく
<今日の名言>
先生「ジョージ・ワシントンの父親は、
ジョージ少年が桜の木を切り倒したとき、
なぜ、許したのでしょう?」
生徒「少年がまだ手にオノを持っていたからです」
西洋のジョーク
今日一日の人生を大切に!
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