◇ これまで何度も見てきたように、
私たちはたとえ重要な選択であっても、
その表現や書式など、
本質とは関係のない事柄に振り回される。
これはじつに困ったことであるが、
このフレーミング効果を
営業に利用することもできるのである。
◇ お客さまにどう伝えるかは、
どう伝わるかにつながる。
第三者話法等も入れながら、
お客さまに「いいネ」ボタンを
押させなければならない。
また損失ではなくて
利益という言葉を使って
結果を表現すれば、
お客さまは好感を抱くだろう。
参照点を変更して、
問題をフレームし直すほうがいい。
これを「リフレーミング」という。
◇ このリフレーミングは、
単に表現だけではない。
考え方の枠組みも
変えることができる。
営業に罪悪感を持っている
営業マンは非常に多い。
また 商品=売るためのもの
という考えてている人も多い。
商品をただ「売るためのもの」
と考えると、
売ることだけが目的になってしまう。
したがってこの場合は
どうするかというと、
リフレーミング ⇒⇒ 営業は良いことだ。
商品は「人の役に立つために」売っている。
「売らないといけないから売っている」のか
「人の役立つために売っている」のかで
モチベーションの維持力が変わってくる。
自分自身に、
そしてお客さまにどう伝えるか
これがすべてである。 完
<今日の名言>
人生は常に頂上に近づくほど困難が増してくる。
寒さは厳しくなり責任が重くなる。
ニーチェ
*上の立場になるほど、プレシャーも
増してきますが、責任が大きい分、
達成するやりがいも膨らむものです。
数年前の自分と比べてどれだけ成長が
できていますか。
今日一日の人生を大切に!
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