最悪な時代の幕開けは2020年から始まる ④ vol.837

◇「ブラック・スワン」は

  予期せぬ危機を意味するが、

 

 現在、世界が心配するのは

 「ホワイト・スワン」である。

 

これは、現時点で危機が

起こりそうだという予見事象が、

本当に起きてしまうという意味だ。

 

◇ ありうるのは、

 

 米中対決によるアジア地域戦争

 

 米イラン対決による中東地域戦争

 

 気候変動による大災害

 

 世界的大恐慌

 

 米国の分断  などで、

 

予測できる事象が起こるだけで

世界は大混乱する。

 

このうち「世界的大恐慌」は

現に起こっているが、

 

大規模な経済対策で

見えないようにしているだけである。

 

これが今後、大企業の倒産などで

明確に見えるようになるだろう。

 

もう1つが、

 米トランプ大統領の行動である。

 

トランプ大統領は、

自分が不利であることから、

 

11月の大統領選挙を延期すると

言い始め撤回したりしている。

 

コロナ感染拡大の影響で、

郵便による投票となると

不正が蔓延するため、

選挙結果を信用できなくなるという。

 

しかし、大統領選挙を

延期する権限は議会にあり、

 

民主党も共和党の両議会ともに

延期させない方向なので、

 

いまのところ大統領選挙は113日に

予定通りおこなわれるだろう。

 

しかし、大統領選挙で負けても、

  トランプ大統領がホワイトハウスに

  居座る可能性も出てきた。

 

「選挙自体が不正であり、

                   選挙無効だ」

 

と言い始める可能性である。

 

これで米国の分断が明らかになる。

 

元側近のボルトン氏は、

トランプ大統領が11月の大統領選で

再選すれば、対中強硬から一転して

融和姿勢を示し、

 

さらなる貿易合意を模索する

可能性があると指摘した。

 

中国と米国は、いまでも裏で

交渉をしている可能性があるようで、

 

選挙向けの対中強硬ポーズの

可能性を指摘している。

                       つづく

 

 

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