11月の選挙でトランプ大統領の敗北は決定的 ② vol.810

バイデンは、人柄としては穏健、

  政治家の資質としては凡庸で、

 

誰がなってもトランプよりは

マシという程度の大統領にしか

ならないだろう。

 

とはいえ、大統領自らが国内を分断し

対立を煽るという前代未聞の異常事態に

ストップがかかるため、

 

この先、偉大なるアメリカ社会は

自己修復能力を発揮するに違いない。

 

バイデン大統領は、

  もちろん世界にとって朗報である。

 

英フィナンシャル・タイムズの

論説委員長は、

 

バイデンが勝つ見込みは

6月現時点で50%を超えていて、

 

さらにこの先、

経済が回復するのが難しく、

 

新型コロナの感染者が

かなり増えそうなことを考えると、

 

「米国民の怒りのツイートが

  雪崩のようにトランプを襲って

  大統領の座から引き摺り下ろす

  可能性が極めて高い」 と指摘。

 

その上で、バイデン氏は、

 

同盟関係を重視し、

 米国を地球温暖化対策の

 パリ協定に復帰させ、

 欧米を中心とするリベラルで開かれた

 秩序の強化に意欲を見せるだろう」

 

と予測してはいるものも、

 

米国がそのように立ち直るのを、

 

「米国の同盟国はた傍観しいてるだけではだめだ

  ルールに基づく国際秩序を復活させる上で、

  米国とどう協力できるか真剣に考えるべきだ」

 

と提言している。

 

なお、日本政府は、

 このような国際的な議論では

 完全に蚊帳の外で、

 

冷戦型の日米同盟強化を追求してきた

時代錯誤の路線が壊れて、

どうしたらいいのかわからないでいる。

 

安倍晋三首相には、

ただ単に日本を脅して

最新兵器を爆買いさせたトランプ氏を

「親日と錯覚した」という過誤があり、

 

この4年間の外交を

総括できなくなっているのが、

いまのこの国の実情である。

 

この際、トランプ大統領と一緒に

安倍首相も下野した方が

この国のためになるのではなかろうか。

              完

 

 

今日一日の人生を大切に!

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