鉄人が愛される所以    vol.744

プロ野球界において、

     類い稀な人柄で、

 

多くのファン、仲間から愛された、

故・衣笠祥雄(きぬがさちお)氏。

 

本日は彼の命日である。
(2018年4月23日 71歳没)

 

 

記憶にも記録にも残る彼の活躍は、

  今も語り継がれている。

 

なかでも連続試合出場は

当時の世界記録であり、

「鉄人・衣笠」の愛称で活躍した。

 

衣笠氏がファンの心に、

    勇気と感動を刻んだ

    ある出来事がある。

 

連続試合出場中の1122試合目、

巨人との対戦中に、

 

相手投手から死球を受けて

左肩甲骨を骨折した。

 

「これで記録はストップしたな」

誰もが思った翌日の試合に、

衣笠氏は代打で出場した。

 

結果はフルスイングの三球三振であった。

 

試合後、

 

1球目はファンのため、

   2球目は自分のために、

   3球目は前日の死球を与えた

 相手投手のためにスイングしました」

 

とコメントを残した。

 

常に、選手を思いやる

    強い気持ちとファンに喜んでもらえる

    働きを続けてきた衣笠氏が、

 

多くの人から愛される証となる

逸話だと言える。

 

 

今日一日の人生を大切に!

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