◇ プロ野球界において、
類い稀な人柄で、
多くのファン、仲間から愛された、
故・衣笠祥雄(きぬがさちお)氏。
本日は彼の命日である。
(2018年4月23日 71歳没)
◇ 記憶にも記録にも残る彼の活躍は、
今も語り継がれている。
なかでも連続試合出場は
当時の世界記録であり、
「鉄人・衣笠」の愛称で活躍した。
◇ 衣笠氏がファンの心に、
勇気と感動を刻んだ
ある出来事がある。
連続試合出場中の1122試合目、
巨人との対戦中に、
相手投手から死球を受けて
左肩甲骨を骨折した。
「これで記録はストップしたな」と
誰もが思った翌日の試合に、
衣笠氏は代打で出場した。
結果はフルスイングの三球三振であった。
試合後、
「1球目はファンのため、
2球目は自分のために、
3球目は前日の死球を与えた
相手投手のためにスイングしました」
とコメントを残した。
◇ 常に、選手を思いやる
強い気持ちとファンに喜んでもらえる
働きを続けてきた衣笠氏が、
多くの人から愛される証となる
逸話だと言える。
今日一日の人生を大切に!
コメントを残す